
『ねじの回転』The Turn of the Screw
訳:蕗沢忠枝
新潮文庫
平成20年3月11日読了
高校時代に読んで訳が判らなかった…と言う印象しかなかったので、復習も兼ねて久々に読み返してみました。
家庭教師に行った先で待ち受けていたのは、男女の亡霊に狙われた幼い兄妹(文章が下手だな)…というのはさすがに覚えていましたが、ラストの意味が記憶と正反対でした。
カバー裏表紙の紹介によると作者は“心理主義小説の先駆者”なんだそうですが、なるほどという感じ。読解力の高い演出家の手による視覚的作品が観たくなりました。
ちなみに読み返した理由は他にも有って、某映画サイトでこの小説がニコール・キッドマン主演の『アザース』の元ネタ(の一つ)ではないか云々されていたので気になったんですよね。
で、どうだったかと言うと、違うんじゃないかなぁ?
田園の邸宅という舞台設定や幼い兄妹(映画では姉弟)と家庭教師(映画では母でもある)という人間関係、また見えないのに確かに同じ場所に居る“ナニモノか”という存在など道具立ては似ていますが。
【関連作品】
『アザース』確かにこの手のが好きなヒトには薦めて良いかも。