
『ボートの三人男』Three Men in a Boat,To Say Nothing of the Dog!
訳:丸谷才一
中公文庫
平成23年6月6日読了
ガキの頃は本書のようなユウモア読み物を楽しめるような大人になりたいと思っていたものですが、実際に馬齢を重ねてオッサンになってみると…イヤハヤ。面白いコトは面白いのですが、ペースを掴んで彼らの惚け方に付き合えるようになった時には舟はゴールに着いていました。
ただそのままでは惜しいので気に入った個所を抜粋しておきます。
“なんと多くの人が、旅を楽しくするために必要だと考えて無用のがくたをボートにつめこみ、みずからを危険にさらしていることだろうか。”(36ページ)
“ああ、これが人生なのだ。そしてわれわれ人間は、刈りとられ炉に入れられ焼かれる、草のような存在にすぎないのである。”(79ページ)
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