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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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マーク・ジェイコブスンMarkJacobson『アメリカン・ギャングスター』American Gangster
:and Other Tales of New Tork


『アメリカン・ギャングスター』American Gangster
:and Other Tales of New Tork
訳:田口俊樹 他
ハヤカワ文庫
平成21年1月20日読了
かつて雑誌に掲載されたリポートを纏めた一冊で、映画化された表題作『アメリカン・ギャングスター』もまた然り。
正直な話、「ニューヨーカーのニューヨーカーによるニューヨーカーの為の」記事ばかりで、彼の地に思い入れの無い余所者にはあまりにも面白くない。外にまで突き抜けない、内輪のリポートという感じ。
雑誌に掲載された当時に、または雑誌に転載された形式で読めばまた別なのでしょうが、一冊に纏めるには完成度というか研磨が足りないのではないか?
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関川夏央『白樺たちの大正』


『白樺たちの大正』
文春文庫
平成19年4月1日読了
当然と言えば当然ながら、「大正時代が明治の後で昭和の前である」と妙にリアルに感じた。
明治と言えば偉大なる先人たちの時代である、とイメージされるし昭和と言えば祖父や父の、そして自分たちの時代であると身近に感じるのだが大正となると正直な話イメージが湧かなかった。しかし言われてみればあの作家が没したのも、この作家が生まれたのも大正なのだなぁ。
また学歴やら大会社信仰の萌芽がこの時代に見られるというのも面白い指摘だった。
しかし一番共感出来たのは“白樺派の小説は愚にも付かない詰らなさである”という点…って、感想がコレだけってのも著者のファンとしては不本意ですが。

関川夏央『おじさんはなぜ時代小説が好きか』


『おじさんはなぜ時代小説が好きか』
集英社文庫
平成23年10月22日読了
そうだ、僕はなぜ時代小説を読むのだろうと分析すべく読みました。あぁイタズラに馬齢を重ねて来し方行く末を思う時、己を知るのも大切かと思ったのです。
嘘です。
いや、オッサンにはなりましたがガキの頃から山周なぞ読んでましたからね、本書で触れられている司馬遼太郎が僕にとっての最初の大人小説でしたから(最初は『坂の上の雲』で次が『竜馬がゆく』しかしいつの間にか大藪春彦に傾斜して行く…)。
本書を手にしたのは単純に著者が好きだからで、今回も関川節を堪能しようかと思ったのですが肩すかしをくらった気分です。まず話し言葉なのであの関川調ともいうべき文体が無い。一方で活字なので独特な声とイントネーションも聴こえない…と良いとこ取りならぬ悪いとこどり。残念だなぁ。
“無知に個性などともなわない”なんてワクワクしちゃう言葉も有るんですけどね。

関川夏央『水の中の八月』


『水の中の八月』
講談社文庫
平成22年8月23日読了
感想と言いつつまるで感想にならないが、あぁセキカワナツオだなぁと満喫。未読の方の参考にはまるでならないでしょうが。
世代やらナニやらが違う訳ですからガラス越しに他人の人生を覗いているような感じですが、フィクションを…というほどには割り切れないのが魅力なんですよね。もちろんドキュメントではありますまいが。
漫画原作者としても活躍された著者(元々はソチラで知った)ですから、さて絵を付けるとしたら誰が良いか?と考えるのもまた楽しからずや。

関川夏央『かもめホテルでまず一服』


『かもめホテルでまず一服』
双葉文庫
平成21年7月21日読了
全体として「若いなぁ」という感じ。いや青いと言うべきか?
僕のイメージする著者特有の静かにそしてユックリと流れていくような感じは無く、もう少し苦い味わいでしょうか。コレはコレで悪いとは言いませんが、別の著書に比べて再読はしないかな、と。

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