忍者ブログ

守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ウィリアム・D・ピーズWilliamD.Peace『冬の棘』The rage of innocence


『冬の棘』The rage of innocence
訳:田村義進
文春文庫
平成25年2月13日読了
良いコトは良かった。ちょいとシンドイですけどね、でも良かった。
しかしそれだけにテーマをもっと前面に押し出した方がスッキリしたように思われます。
ただ上手い書き手だろうだけに、その辺り削れなかったのかもしれませんね。
個人的にはラストが『ゴルゴ13』の「海を見ていたエヴァ」を連想されました。話自体は全然違うんですけどね、雰囲気が。
PR

プーシキン『スペードの女王 ペールキン物語』


『スペードの女王 ペールキン物語』
訳:神西清
岩波文庫
平成25年1月10日読了
名前が知られているからというだけの理由だけで手に取ったが、意外や面白かった。
『スペードの女王』は思っていたのと違いロシア遠征中のナポレオン軍が舞台かと思い込んでいたので最初は勝手が違い戸惑ったが、それでも引き込まれた。
目的の為なら手段を選ばない、というか正当化する主人公の態度はラスコーリニコフを思いださせられる。
ラストについては解釈が別れるところだろうし僕自身の中でもモヤモヤしているが、時々思い返しては考えてみるのも楽しそうである。
『ペールキン物語』は時にO.ヘンリのようでもあり、純粋に楽しめる。
ロシア文学の入門編としては本書が最適なんじゃないかしらん?
ドストエフスキーはきついもの。

フォークナーWilliam Faulkner『フォークナー短編集』


『フォークナー短編集』
訳:龍口直太郎
新潮文庫
平成24年12月24日読了
文学に事件は無い、と思い込んでいただけに、ガキの頃に読んだ『サンクチュアリ』はかなりの衝撃でした。それに比べれば短編ばかりの本書は大人し…くもないか?
直接的に事件の瞬間を描く『嫉妬』や不安感を突き詰める『納屋は燃える』まで全て面白い…多少の読み難さは有りますか。まぁ日頃ヤワな作品ばかり読んでいる証拠でしょう、顎が退化している。
残念なのは訳者が他の長編やらとの関連について親切に過ぎる点でしょうか。
短編として充分に読ませるだけに、煩わしささえ感じました。

J.R.ヒメーネスJuan Ramon Jimenez『プラテーロとわたし』Platero y yo


J.R.ヒメーネスJuan Ramon Jimenez
oeには上に記号が付いています※
『プラテーロとわたし』Platero y yo
訳:長南実
岩波文庫
平成24年11月30日読了
詩にはまるで縁が無くあまり読む気もしなかったのですが、本書は驢馬のプラテーロに対する語りかけが優しく心地良く楽しめました。
もっともコレまた縁の無いアンダルシア地方が舞台なのでトンチンカンな風景を思い浮かべてのことかもしれませんが。
それにしても飼っていた犬を思い出すなぁ。

ジェラルド・ペティヴィッチGerald Petievich『ゆすり』Shakedown


『ゆすり』Shakedown
訳:井坂清
ハヤカワ文庫
平成24年10月2日読了
訳の大切さがよく判る作品。まぁ作品それ自体がもう少しどうにか出来たんじゃないかと残念であるが。

カレンダー

01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

ブログ内検索

最新コメント

プロフィール

HN:
上総屋:飯田守和
性別:
非公開

フリーエリア

バーコード

P R