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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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國安輪『二軍監督』


『二軍監督』
講談社
平成23年12月4日読了
マリーンズ古賀二軍監督(当時)の勇姿に、かつその波乱万丈な野球人生に惹かれ飛びつきました…が、序盤に筆者がその友人たちとやたらと顔を出すのがウルサくてなりません。せっかく本人を前にして話をしてくれようという状況で、俺が会わせてやったんだとチャグチャ口を挟むでしゃばりそのママです。
この手の本って何故著者が顔を出すんですかね、聴きたいのはお前の話ではなく、お前が聴いた話なんだよ!とイライラするんですが。
第2章で引っ込みますのでソコからは安心出来ます。もっとも最後にまた邪魔しに出てきますが。
細かい用語に感じる違和感は拭い得ませんし、お手軽に書いたような印象は拭えません(そもそもタイトルの二軍監督が合っていない気がします)。例えば写真やら成績表などの資料が、また本人以外に取材した形跡がほとんど無いので薄っぺらい。読み進めるうちに勿体ない、からイライラに変わっていきます。
関係した人名を羅列するだけでも興味深いのに勿体ない極み、熱意の欠片でも有ればなぁ。仕事として安易にまとめた感が有り残念だと言うのが正直な感想です。
【蛇足】
違和感を覚えた箇所のうち一言挟みたくなったものを以下に。
まず球団名から頑なに千葉を外しロッテマリーンズと呼び続けるのは何故か?
2005年のマリーンズを5冠+1と言うが当時は6冠と呼ばれた筈で、ファーム日本一を+1というのなら残り5冠を確認されたい。
同年の日本シリーズはプレーオフのおかげ「だけ」でタイガースが敗れたようなニュアンスが不快である。
…他にも多々有りますがキリが無いので割愛。志が感じられず勿体ないこと極まりない。
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エラリー・クイーンElleryQueen『ミニ・ミステリ傑作選』ElleryQueen's Minimysteries 70 short-short stories of crime,mystery,and detection


『ミニ・ミステリ傑作選』ElleryQueen's Minimysteries 70 short-short stories of crime,mystery,and detection
エラリー・クイーン編ElleryQueen
訳:吉田誠一・永井淳
深町眞理子・中村保男
創元推理文庫
平成22年12月28日読了
誰もが名前を知っている文豪から少なくとも僕には未知の作家まで、ミステリと狭い範囲に区分けするのが適当では無さそうな作品からパロディのようなジョークのようなものまで、玉石混交です。いや傑作選の筈なんですけどね、時代が変われば仕方が無い。
なにしろ70編も収録されているので面白かったものを列記すると纏まりが無くなってしまいますから、その逆を。
撰者のクイーンは自らの作品も含めていますが、僕としてはコレが余計でした。書き出しからスカしていて最後まで退屈、ラストはなんだかなぁとまことに残念。載せるのも勇気ですが、載せない勇気が欲しかった。

ボブ・グリーン Bob Greene『ボブ・グリーンの父親日記』GoodMorning, Merry Sunshine:A Father's Journal Of His First year


『ボブ・グリーンの父親日記』GoodMorning, Merry Sunshine:A Father's Journal Of His First year
訳:西野薫
中央公論社
平成20年9月12日読了
平成20年5月に長女が生まれ、僕自身が著者と似たような境遇で読みました。
共感したり…と言いたいところですが、余りそういう箇所は無かったですね。むしろ子供の誕生直後に著者が他の父親に言われたコトってのが印象に残りました。中でも
「むしろ娘が不細工で人気が無ければ良いと願う」
なんてのは当事者じゃないと実感出来ないんじゃないかしら?
本書の長所と短所は日記で有るという点で、起承転結などの構造から外れているだけに興味の無い人には退屈極まり無いんじゃないか?もっともそういう人は読まないでしょうけど。

ビル・グレンジャーBill Granger『ラーゲリを出たスパイ』The British Cross


『ラーゲリを出たスパイ』The British Cross
訳:井口恵之
文春文庫
平成22年8月10日読了
全体として描写がアッサリしていて食い足りない。
適度に緩急を利かせる為には省略した方が良い場合も有りましょう、しかし全体的に淡泊なので効果がイマイチなんですよね。面白いと言えば面白いのですが。

J.M.クッツェーJ.M.Coetzee『夷狄を待ちながら』Waiting for the Barbarians


『夷狄を待ちながら』Waiting for the Barbarians
訳:土岐恒二
集英社文庫
平成21年5月18日読了
正直言って最近のダラけた読書経験では少々読み辛い作品だった。
読後の反省としては、もう少しまじめに、少なくとも正面から向き合うべきだった。そうすれば更に印象的だったのに…併読した作品が有るのもイカンのだな。
全てを現在形で語る読み辛さや状況説明の少なさから、妙に座りの悪さを感じるのだがソレこそが全体の不安感を表しており、特に最後のザワザワと迫ってくる恐怖がリアルに感じられる。ラストにおいてタイトルの意味が強烈に身に迫りまるで自分がその場にいるような感覚に陥ってしまう。
誰かに勧めたくなるような気もするのだが、誰に?そしてどう言って?

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