
『死刑囚ピーウィーの告白 猟奇殺人犯が語る究極の真実』Final Truth The Autobiography of A Serial Killer
訳:滝井田周人
序文:コリン・ウィルソン
扶桑社ノンフィクション
平成22年5月31日読了
アメリカでも屈指の殺人鬼の自伝です。
一言で言うと見事なまでの鬼畜野郎で死刑が一回なんて足りないどころではありません。楽に死なせて良いのかよ?と。
猟奇的な犯行の詳細は端折ってありますが、それでも吐き気がするコト請け合いです…まぁ一般的には。
読み始めはウンザリとする酷い話に過ぎないのですが、困ったコトに中盤以降面白くなり始めます…僕にとっては、ですが。更に言うと逮捕前から死刑確定まではワクワクしたくらいです(露悪的でしょうがホントの話なんだよなぁ)。
読後の収穫としては僕にとっての爆笑コメディ映画『ありふれた事件』や『おれの中の殺人者』の人物描写が如何に真実味が有ったかと再認識出来たコトが有ります。更に言うとエルロイへの違和感の理由も見付かった気がします。
なんだかんだ言って“そういうヤツ”って居るんだなぁ。
“人権派”と自称されている高潔な諸兄はコレを読んでも死刑反対なんて言えますかねぇ。まぁハナから読まないか、読んでも狂信的な輩なら反対するでしょうね。
人格を疑われそうですが面白かったですね、まぁ“こういうヤツ”も居るってコトで。
【関連作品】
『おれの中の殺人者』