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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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ブリジット・オベールBrigitte Aubert『マーチ博士と四人の息子』Lesquater fils du doctuer March


『マーチ博士と四人の息子』Lesquater fils du doctuer March
訳:堀茂樹・藤本優子
ハヤカワ文庫
平成26年10月17日読了
上手いといえば上手いのだが、下手と言えば下手くそだと思う。
面白いと絶賛する程ではないのだが気にはなる作品だ。しかしズルいんだよね、合否ギリギリというか…難しいところだね。
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バロネス・オロツィBaroness Orczy『隅の老人の事件簿』The casebook of the old man in the corner


『隅の老人の事件簿』The casebook of the old man in the corner
訳:深町眞理子
創元推理文庫
平成26年9月12日読了
最終話のけたぐりっぷりは見事だし心惹かれる展開ではあります。
しかしそこに至る為の道のりは遠かったと言わざるを得ない。全くもって詰まらないというね…。
ところで本書は"シャーロック・ホームズのライヴァルたち"と銘打たれた作品の一つですが、どうなんですかね?
個性的なキャラクターを求めるばかり、行き過ぎてしまった作品のーとつとしか思えないんですけど。こうなるとホームズって相当の変人だけど変人どまりなのが魅力なんだろうなぁ、と感心しきりでありますな。

内田百閒『東京日記 他六篇』


『東京日記 他六篇』
岩波文庫
平成26年7月2日読了
何とも不思議な味わいだった。
アレコレとぼうっと読んだのだが、その中で高校時代に理解出来なかった「サラサーテの盤」を楽しめたのは意外だった。決して頭がマシになった訳ではなかろうから、やはり経験を必要とされる作品は有るんだなぁと。

網野善彦『歴史を考えるヒント』


『歴史を考えるヒント』
新潮文庫
平成28年2月3日読了
日常当たり前に使っている言葉について捉え直し、そこから歴史への興味を引き出す、まさに書名の通りの一冊。
講演会を元にしているだけあって、判らないコトは判らないと、他者からの引用もキチンとその旨を断るなど好感が持てる。
そもそも「百姓」とはナニか、という話からして誰かに語りたくなりますよ。僕はかつてNHK教育の「人間大学(だか講座)」でそれを聞き啓蒙されました。

ただ一つだけ気になったのは「日本が朝鮮を植民地支配…」という一文。
僕もガキの頃から「極悪非道な日帝による残虐な支配統治」について刷り込まれてきたが、最近は違和感がね。専門外の時代な言葉について細かく拘っている本なだけに残念だ(解説を読むと多少印象は変わりますがね)。

今谷明『室町の王権』


『室町の王権』
中公新書
平成26年6月18日読了
そもそも室町時代について無知に等しかったので、非常に興味深く読んだ。
学生時代には対外的に国王を名乗った、程度でしたか認識していなかったが最終的に天皇家を乗っ取ろうとしていたとはねぇ。
さすがに天皇家を潰して足利王家を作ろうとはしなかったらしいが、その辺りは抵抗勢力の根強さも有ったと言うコトか知らん。
もっとも義満自身が皇室の血が入っているならば、足利王家と言うよりは足利系統になったと言うべきか?
ただ残念なのは言葉遣いにやや品が無いのと、如何にも大学の先生の本であり、広く読者に問うと言うより学生に売り付ける為と言う意識の持ち方が読みにくくしていた。

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