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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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芥川龍之介『大導寺信輔の半生・手巾・湖南の扇 他十二篇』


『大導寺信輔の半生・手巾・湖南の扇 他十二篇』
岩波文庫
平成27年4月25日読了
カバーでの紹介に"芥川をより人間的に身近に感じさせる作品を中心に"と言うが、さてどれがどれやら?読み手次第かな。
どれもそれなりに面白く読み進んだものの、中盤はなんだかしんどくてならなかった。終盤にまた「僕」の話になってからは楽になったが。
この辺りの作者のブレが作者を追い詰めたのだと考えると悲しいなぁ。
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ウィリアム・アイリッシュ(Cornell Woolrich)『アイリッシュ短編集5』Too nice a day to die


『アイリッシュ短編集5』Too nice a day to die
訳:村上博基
創元推理文庫
平成28年3月13日読了
やはり面白い。まさに"僕の作家"で、東京やニューヨークの夜に憧れていた中学生や高校生の頃に読みたかったなとそれを惜しく思うくらいだ。
なにより冷めた恐怖と言うか、無表情な狼狽、冷たい焦燥感に焼かれる感じが溜まらない…この辺り上手く言えないけど、ヒッチコックが好んで原作にしたと言えば早いかな?
表題作とでも言うべき「死ぬには惜しい日」は特に切なくて良い。

『おはなしアンデルセン』


『おはなしアンデルセン』
編著:与田準一 川崎大治 松谷みよ子
童心社
平成28年3月9日読了
名前はよく知っている童話が収録されているのだが、ちゃんとした形で読んでいなかったのだなと改めて面白く読んだ。
なるほど単純な教訓モノではなく、かつどう読むべきかと考えさせられるようなものも有るしホントに童話として子供だけに与えて良いのもかしらん。
もっとも意外に長いのに驚いたり、母鳥が卵を温めるのに飽きてしまった(醜いアヒルの子)なんて描写に笑ったりと訳者にしてみたら不本意な読者だろうが。

小沢信男編『犯罪百話 昭和篇』


『犯罪百話 昭和篇』
ちくま文庫
平成27年1月26日読了
まさに切り抜き雑記帳、どれがどれやらのゴッタマゼで猥雑な面白さと言えばそうなのだが落ち着かなかった。
坂口安吾が東京新聞をくそみそに言ってるのは素晴らしく愉快だったけどね。

芥川龍之介『黄雀風』


『黄雀風』
新潮文庫
平成26年11月27日読了
まるで知らない芥川が読めて面白かった…と言ってもそれほど読んでいる訳でもないのだが。
なんのかんのと多彩に思えたが、これも創作の方向性を定めきれずに模索しつついろいろと試した結果なのだろうと考えると興味深い。こういうのって執筆年代順に読み込んだら楽しそうだな、今更やらないんですけどね。

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