
『複雑な彼女と単純な場所』
新潮文庫
平成20年1月12日読了
ヨコハマには以前から憧れが有った(ベイスターズのファンになったのは無関係)のですが、所詮ヒトは生まれ故郷の殻を尻に付けて生きているのだなぁと感じています。毎年ハマスタに出掛けるのですが帰途が長い所為でも無いのでしょうけど、球場外に一歩でも出ると余所者としての気分が抜けません。
で、本書なのですが違った意味で僕との共通点のようなモノを感じなくも有りませんでした。
著者は横浜市中区の出身で僕はソレに憧れる“千葉の百姓”なのですが、未だに暮している故郷が我が物顔の他所からの流入者に浸食されているという寂しさというか苛立ちというか、一言では言い表せない感情が有る点は同じではないかと。
統一されたテーマで書かれたのではなく、幾つかの雑誌などに掲載されたモノを集めたエッセイ集ですが総じて雰囲気は同じかなぁと。相当口が悪いのですがソレに釣られてはイカンのだなと。
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