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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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森鴎外『阿部一族 他二篇』


『阿部一族 他二篇』
岩波文庫
平成26年2月21日読了
ドラマ化された作品があれば、そちらの方が楽しめそうな作品。
むしろ以前から読みたかった『佐橋甚五郎』が読めたのが嬉しい限り。どこで存在を知ったか記憶になく作者すら覚えていない作品でしたが、やっと作者を知ると同時に実際に読めたのですから。
いろいろと深読みする楽しさに満ちた作品ではありますが、なにより粗筋だけでも興味深いですね。
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水上勉『冬の光景』


『冬の光景』
角川文庫
平成26年12月20日読了
学生時代などに馴染んでいた地名がやたらと出て来て楽しかった。また主人公の髪結いの亭主っぷりがまた痛くて良かった。
ただそれだけな感じ。
読み易いのは流石なんだろうがなぁ、京都の寺を舞台にしたものなどに比べると食い足りないというか?

宮尾登美子『菊亭八百善の人びと』


『菊亭八百善の人びと』
新潮文庫
平成26年8月29日読了
仕方のないことかもしれないが、もう少し往時の情報が欲しかった。戦後の話は知っているつもりでも知らないことばかりだもんなぁ。もっとも発表当時に対象とした読者層やら作者にとってはうるさくなったかも知れないけど。
料理そのものの話や料亭については山崎豊子の船場モノ(というべきか)では読んでいたが、江戸のは知らなかったので随分と違うものだなと興味深かった。作者の資質やらも有るだろうけど。
終盤のややこしい人間ドラマももう少し薄くして欲しいし、とは個人的な好みですけどね。

丸谷才一『男のポケット』


『男のポケット』
新潮文庫
平成26年3月27日読了
落語のように練り上げられた語り口の絶妙さは何とも言えず、まさに眼福…と言っていいのかしらん、文章だけど。
旧仮名遣いも無理なく読めて、なるほどこちらの方が正当だなと。
それにしてもこれだけ著者のエッセイというか随筆には飛びつく僕ですが、いまだ小説作品には触れていないとは…翻訳なら読んだんだけどなぁ。

森田誠吾『曲亭馬琴 遺稿』


『曲亭馬琴 遺稿』
新潮文庫
平成28年1月1日読了
馬琴の日記を元にしてその人生を振り返りつつ、往時の江戸をそぞろ歩き出来る作品。面白かった。
馬琴とその周辺の人びと、業界についてなどが肌で触れるように感じられて良い。なによりも文体が(読んだことはないが)馬琴のイメージそのままで、まるで馬琴その人の心の声を聴きつつ日記をのぞき込んでいる気分になってくる。なによりなんとも癖のある仲良くし辛い爺さんだなと。

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