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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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武良布枝『ゲゲケの女房 人生は……終わりよければ、すべて良し!!』


『ゲゲケの女房 人生は……終わりよければ、すべて良し!!』
実業之日本社
平成27年10月20日読了
本書だけで読んだなら、あぁそうですかという感じ。特に素晴らしい随筆とは感じなかった。
執筆を依頼した編集者もそれが狙いだったのだろうが、面白く感じたのは水木しげるが語らなかった部分を反対側から書いている点だ。本人は面白おかしく書いている貧乏について、その原因を本書で知ると俄然ダンディに見えて来るんだよね。
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水木しげる『ほんまにオレはアホやろか』


『ほんまにオレはアホやろか』
新潮文庫
平成27年10月12日読了
ところどころに説教が混じり、どこかで聞いた話の繰り返しも多々見られるが、それでも愉快に読んだ。多分語り口が良いのだろう、酒の席で聞いたら愉快でたまらないだろう…僕は下戸だけど。
まぁ一番タルになるのは「はじめに」なんだろうけどね、残りはお楽しみってか(失礼な言い草ですな)。

丸谷才一『女性対男性 会話のおしゃれ読本』


『女性対男性 会話のおしゃれ読本』
文春文庫
平成28年3月29日読了
惚けた味わいで、これこそ丸谷才一を読んでいるのだなと楽しめた。好みで言うと会話に構成する為にチョイと無理が感じられなくもなく、やはり語りかけてくる普段の形の方が楽しいのだろうが。
冒頭の-まえがきにかえて-は今となっては不要ではないか?楽しい会話を生むのは男の責任みたいな書き方は納得出来ない。そもそも書いたのが誰だか判らなくなってるし…もっとも出版当時は違ったろうが。
もっとも古い本なだけに、その楽しみも有る。バレンタインデーについての解説では男女の間で贈り物をする云々、まるで史料だよな。

丸谷才一『袖のボタン』


『袖のボタン』
朝日文庫
平成28年3月29日読了
著者のエッセイは大好きで、書店で見掛けると無条件で手にとっており毎回外れなく楽しんで来た…が、本書は残念だった。解説で称えている「丸谷さんのエッセイにはほかにない独特の爽やかさが漲っている」「瀟洒な手つき」は本書では見られないと思うんですけどね。
カバー裏の内容紹介で「石原都知事にさからう」と言うが、それよりもネチネチと安倍首相(第一次)に絡んでいる辺り、陰湿で嫌な舌触り。文体も従来の余裕が感じられず、読んでるウチに眉間に皺が寄り猫背になってしまいそうだった。
穿った見方をすれば初出掲載の新聞が悪い支配を仕掛けて来たんじゃないか、なんてさ。

丸谷才一『男ごころ』


『男ごころ』
新潮文庫
平成27年1月18日読了
まことに愉快で楽しく読んだ。内容もまさに頭の滋養強壮。書き出しからオチまでが見事で、こういう風に話が出来たら人品卑しからぬ人物として愛されよう…などと妄想するのだが、今日日そこまで相手の話を傾聴する人が居るのかね、と絶望したり。
それはそれとして。
中でも「犬と猫」は素晴らしいですね、特に犬好きとしては頷くばかり。そういえば別の本には著者はホエールズのファンだともあり、いやぁ尊敬して余りある(単純だね、どうも)。

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