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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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藤沢周平『彫師伊之助捕物覚え 漆黒の闇の中で』


『彫師伊之助捕物覚え 漆黒の闇の中で』
新潮文庫
平成21年12月29日読了
面白いとは思うんですが、なんとなく頑張ってしまっている気がしなくも有りませんでした。普段の作品ではもっと横綱相撲ではありませんが、どっしりと構えて読者をゆっくりと包みこんでいくような気がするのですが?
ハードボイルドというのはともかく、書き慣れていないミステリーに気負っているように思えるんですよね、仕掛けが大き過ぎるのも個人的には少しなぁ。
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藤沢周平『時雨のあと』


『時雨のあと』
新潮文庫
平成20年12月16日読了
藤沢周平はやはり短編の方が場面転換の絶妙さなど、生き生きとしてくると思うのですがいかがでしょう?
もちろん長編でも腹の据わった面白いものも有るし、逆に本書の作品の中には紙数がやや物足りないものも有り一概には言えませんが、それでもやはり短編の方が出来が良いと思うんですよね。
特に表題作なんか“やり過ぎない”最たるものだと思いました。

藤沢周平『彫師伊之助捕物覚え ささやく河』


『彫師伊之助捕物覚え ささやく河』
新潮文庫
平成22年2月2日読了
ミステリーを特に好んで読む方ではないので本作の仕掛けはどうなのか、犯人探しをしつつ読む楽しさは充分か、というのは判りません。まぁそういう意外性には欠けているように個人的には思うのですが。
しかしさすがにシリーズ三作目ともなると読者としても脇役と顔馴染みになりますよね、しかも彼らにもちょいとした印象的な役割が与えられていたりしてサービスして貰ったような気分です。そういう楽しさは捨てがたいですね。
もっとも僕が楽しみにしているのは、街の景色が浮世絵(色彩の鮮やかさは巴水ですが)を見るように浮かぶ描写や、食べ物についての記述です。現物を前にしたら美味しいとは限らないようなモノですら食べたくなるのだから恐ろしくも有ります。

藤沢周平『龍を見た男』


『龍を見た男』
新潮文庫
平成年9月15日読了
なんとなく短編集というよりは素材集に思えてしまった。長編か、むしろ他の作家の筆で読んでみたいと思わせられるような、ちょっと惜しい気分だった。
もちろん悪くは無いのだが。

藤沢周平『長門守の陰謀』


『長門守の陰謀』
文春文庫
平成22年2月11日読了
短編集なのですが、表題作に違和感が有るんですよね。本書に収録する、というか表題作にする程のモノかと。まぁ僕の場合は歴史小説となると吉村昭に傾倒しきっているものでチョイと辛くなるんで仕方が無いですが。
むしろ僕の中の藤沢周平だったのはやはり市井もので、特に幼馴染への恋心を描いた「春の雪」と、感じ入るとは僕もオッサンになったもんだと思わされた「遠い少女」の2作が印象的でした。
特に前者の最後は辛い…。自分のしたコトに後悔しない女性に対して、簡単にダメになってしまう男の弱さよとも思いますし、また荒んでしまった登場人物のその後も気になるし(立ち直るようにもダメになるようにも思われる、この辺りは人それぞれでしょう)。
しみじみと感想を分かち合いたいところですが…相手が居ないんだな、コレが。

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