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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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辻邦生『江戸切絵図貼交屏風』


『江戸切絵図貼交屏風』
文春文庫
平成25年5月11日読了
幕末の浮世絵師を主人公としているだけに興味を持って手にしたが、面白いと言えば面白い。
ただし基本的にはつまらない。
つまるところ勉強のし過ぎでこなれていない感じである。
著者についてまるで不勉強なので失礼千万なモノ言いだが、もう少し咀嚼してから筆を執るべきだった。
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戸川幸夫『高安犬物語』


『高安犬物語』
新潮文庫
平成25年5月4日読了
泣かせるよなぁ、とうなづきつつ読了した。それもワザとらしく感動を押しつける鬱陶しいものではない。
やはり人と犬は長い付き合いなのだ、お互いに無くてはならない存在なのだとシミジミと思うのですよ。
本の感想じゃなくなってますけどね、コレじゃ。

チェーホフАнтон Павлович Чехов『チェーホフ・ユモレスカ 傑作短編集Ⅰ』


『チェーホフ・ユモレスカ 傑作短編集Ⅰ』
訳:松下裕
新潮文庫
平成25年4月26日読了
時代の雰囲気を味わう、と言う意味で楽しい一冊。
そういう意味ではかっちりした作品なんかよりこういうスケッチ風の作品の方が、より好ましいか。

滝口康彦『一命』


『一命』
講談社文庫
平成25年1月18日読了
以前に読んだ歴史小説は僕の予備知識が不足していて楽しめませんでしたが、時代小説の本書は非常に面白く読みました。
「異聞浪人記」と「拝領妻始末」は映画化作品も観たくなりました。
もっとも後者は一度観ておりラストシーンの荒涼とした景色は今でも覚えています…三船敏郎がカッコイいんだよなぁ。前者は小林正樹、橋本忍、仲代達也だそうで…並木座やらでやってたかなぁと。
それはそれとして。
自分勝手な正義を振りかざす“世間”を痛烈に批判する「高柳親子」は発表当時や現代だけでなく、いつの時代にも通用するんではありますまいか?
藤沢周平ごっこも結構ですが、こういうタイプの時代小説ももっと出て来て然るべきではないかしら?
僕の知らないだけならば、志を喜びつつ無知を謝罪しますが。

コリン・デクスターColin Dexter『謎まで三マイル』The riddle of the third mile


『謎まで三マイル』The riddle of the third mile
訳:大庭忠男
ハヤカワ文庫
平成24年12月17日読了
デクスターは以前にも何作か読んでいるが、やはり微妙なところで“僕の”作家ではない。残念ですが。
ただ読後の余韻は他の作家には無い最上のモノで、何年も経った今でも漂う香りを感じられる程です。
犯人やその動機だけでなく、そもそもの被害者は誰かと興味は尽きません。
他にも数え上げれば切りが無いのですが、それでも“僕の”作家ではない。
思うに単純かつ浮気な僕の頭には、じっくりと腰を据えて味わうタイプの作品は向いていないというコトでしょう。
例えば真夏のビアガーデンでエスプレッソを出されても堪能しきれますまい(下戸にしちゃ上手…くもないか)。

そう言いながらも再読しようかと思わせられるんだから、やはり面白いのか?

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