
『十九歳の東京日記』
編:矢吹晋
訳:鈴木博
小学館文庫
平成20年4月18日読了
中華人民共和国“建国の母”とも言うべき周恩来が青年時代に日本に留学(しようと)していたのは知っていましたが、その滞在中の日記とは…ってんで飛びつきました。一読してみた感想としては、興味深いといえば興味深いのですが、ちょいと専門的と言うか史料的に過ぎたかなぁと思わなくも有りません。勉強し過ぎと言うべきか?
基本的に他人の日記なんて部分的にしか面白くはないのですから全文だとシンドいですわな、オマケに煩悶したりしている描写は少ないし。
実際には相当だったでしょうが。
なにしろ俊才の誉れ高い筈が日本語が出来ず受験に失敗、加えて祖国は存亡の危機にありその元凶が自分の居る日本。オマケに中国の実家は散々で…となれば、日記を書くどころじゃないか?
脚注が充実しているのですがちょいと細かいかなと。
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