
『九マイルは遠すぎる』The nine mile walk
訳:永井淳 深町真理子
ハヤカワ文庫
平成23年12月12日読了
久々に我慢出来ずに一気に読みました。勿体ないったらない話で、週一回などと間を置いて味わいたいものですが耐えられませんでした。
確かに文章がやや固くスンナリ読み難い箇所が有ったり、また急き込むように続く謎解きに目眩がしたりとプロの娯楽とは行きません。ただそれでも面白いのは人物がしっかり描かれているからでしょう。
短編なのも素晴らしい。一晩で読めるのは知的ゲームとしても読者の負担にならず、公平にも思えます。普通に生活していると作者ほどその世界に浸れませんからね。なによりスッキリしていて下げがまた見事でした。
見事といえば、いしいひさいち氏!先にコチラを知っていたのですが、一読して余りにイメージがぴったりで驚きました。
少なくとも僕にとってはこのまんまでしたよ、読みながら浮かんできたのが。困っちゃうよなぁ。

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