
『こぼれる魂』The Soul Catcher
訳:新井ひろみ
MIRA文庫
平成23年10月18日読了
悪くはなくむしろ面白いのだが、しかし少々プロの技が鼻についてきた。そろそろ僕にとっては潮どきなのでしょう。
まず一つには(オッサンの偏見ですが)ハーレクイン臭が強くなって来たのが辛い。もちろん例外も有りましょうが10代の少年が惹かれるほどの50歳前後の美脚の持ち主ってどれだけリアリティが有るのかと?また出てくる男のキャラクターが女性読者にとって魅力的か日常的に周囲にいてウンザリさせられるアイツに似ているかの二極化が進んでいるのも気になります。この先どうなるのよ、と。
また作中で語られる枝葉のエピソードが実は肉付けだけではなく次回作への布石ともなっているのは上手いのですが、繰り返されているうちに読めてしまい興ざめしてしまいます。この辺りで乗れる読者は付いて行くのでしょうが…僕は降りようかと。
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