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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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『こんな作品あったよ~中学生が選ぶ所蔵作品展』


『こんな作品あったよ~中学生が選ぶ所蔵作品展』
千葉市美術館(千葉市中央区)
会期:平成21年6月27日-平成21年8月9日
平成21年8月7日見学
千葉市内の中学生が同館所蔵の作品から面白いと思ったモノを選んで紹介する企画展。狙いは面白いが中学生ともなると純粋というより無知ではないかと思われる紹介文も有り、なんか考えさせられた。
美術という科目には実技以外に歴史の類いも加えるべきじゃないかしら?
念の為に言うと、絵の解説をしろというのではなく技法や歴史を教養として知るべきだ、と思うんですがね。やってんのかなぁ?
選ばれた作品は雑多でいろんなモノを持ってるなぁと感心しましたが、ソレは美術館に対してだしね。
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『木口木版画展 長島充・早川純子・涌田利之』


『木口木版画展 長島充・早川純子・涌田利之』
スペースガレリア(千葉市中央区)
会期:平成23年11月24日-平成23年12月4日
平成23年11月28日見学
見知った木版画とは違い密度が濃く、固い割にはねっとりとした湿度が感じられるのは木口木版画の特徴なんでしょうか?この雰囲気は三人に共通しているように思います。
作品が興味深かったのは湧田氏の一部。枯れ葉や昆虫が集まって猫になっていたりするのですが、細かいのナンの。素晴らしいなぁ。

『近代日本美術の百花』


『近代日本美術の百花』
千葉市美術館
(千葉県千葉市中央区)
会期:平成22年4月6日-平成22年5月9日
平成22年4月19日見学
まず学芸員が楽しんで作品を選んでいるのが感じられるのが楽しい展覧会でした。どの作品も面白く、他所ではあまり観かけないように思われますし。
全体として面白かったのは版画です。外国人女性によるモノなどは個性が出ていて興味深く、彼女たちだけの作品展が観たいくらいでした。一方で日本人男性による作品群はチョイとなぁ…どうして必ず女性の目の下に隈を付けているだろうかと?
ただ一番ガツンと来たのはアレコレ楽しく観た後、最後の最後にやってきました。松村桂月の作品がそれで、久々にプルプル震えてしまいました。惜しむらくは出口に近いので照明の類が少々気になるんですよね、離れて観ることをお勧めします。
最後に一つだけ気になる点を。
有る作品の作者名が五月になっていたのですが作品には五月女と書いてありました。どんな人なのかまるで判らないのでナンとも言えませんが…ハテ?

『郷土の芸術家』


『郷土の芸術家』
千葉市美術館
(千葉県千葉市中央区)
会期:平成19年4月1日-平成19年4月22日
平成19年4月12日見学
千葉県出身と言うよりも移住者の方が多いのだな、と感じた作品展でした。以前に県立美術館で観た銚子にアトリエを構えていたと言う渡辺学なんかも有ると良かったのにと残念。そして千葉の風景がもっと有れば…って有ったのに気が付いていないだけかも知れませんが?
実は今回一番感心したのは書でした。あれほど判らないと嫌っていた僕でしたが、凄いモノは凄いのだと納得。翻って自分のヘッポコ振りを反省させられました。

『寄贈・寄託作品展』


『寄贈・寄託作品展』
千葉市美術館
(千葉市中央区)
会期:平成24年2月4日-平成24年2月26日
平成24年2月20日見学
今回一番の売りであろう田中一村についての展示が実は一番拍子抜けだった。奄美に渡る前の千葉時代が中心なので興味深くはありますが「あの」一村を期待してはイカンのだなと。
版画「東京百景」は揃いで観られ迫力充分で、知った景色を見付けるのも楽しめました。軍人の姿がチラホラ見られるのも時代と言いますか。ただ個人的にはタッチが粗いのが今一好きになりきれない。資料的な面白さより作家の個性が前面に出ていますしね。
あまり期待していなかったのが江戸絵画でしたが、コレが一番面白く観られました。教科書などに名前が載っていない、専業の絵師ですらない(嗜んだ武士だあったりする)者の作品が素晴らしく見応え充分。
画名高からずを恨まず自分を第一の批判者としてコツコツやるべし、と自戒しました…まぁそっちは諦めてんですがね。
南総の好事家たちによるコレクションだそうですが、日本美術の層の厚さを感じました…ってのは言い過ぎかしら?

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