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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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マイケル・ルイスMicheal Lewis『マネー・ボール』Money Ball The Art of Winning An Unfear Game


『マネー・ボール』Money Ball The Art of Winning An Unfear Game
訳:中山宥
ランダムハウス講談社
平成20年4月1日読了
今を去ること数年前に本書の単行本を書店で見掛け、アスレチックスが如何にして年俸が3倍の球団(ヤンキースなど)と互角に戦えているのか?というテーマに興味を覚えました。そしてついに先日、文庫版を入手して一気に読みました。
で、感想なのですが一言で言って期待外れでした。
確かに著者の言うように「打率や打点、HR数などではなく出塁率と長打率を打者の評価基準にチームを構成する」というのは目新しく、かつソレが奏功しているのには驚かされます。その点は僕などに否定し得る筈もありません。また結果をいくら見せ付けられても否定し続け、旧来の自分たちの考え方を改めようとしない他球団のオーナーや球団関係者らを「社交クラブ」として著者は否定(軽蔑というべきでしょうね、読んでみると)していますが、気持ちは判ります。
ただねぇ…僕から見ると所詮は本書の主人公でアスレチックスGMであるビリー・ビーン氏もまた同じ穴の狢ではないかと思えてなりません。
つまり彼にとっては「勝利こそ全て」であり、選手はそのためのコマに過ぎません。
その為のチーム作りの方法が、資金をつぎ込んで打率やHR数の優れた選手をかき集めるのか、自分たちの手持ちの“ポンコツ”を他球団では相手にしないような“傷物”と交換して遣り繰りするか、の違いこそあれ即ち選手はモノなのです(※“”内は本文中で使われている言葉です)。
どうせ球場に行くからには勝ち試合が観たいのは当然ですが、果たして自分たちの応援している球団の選手がコロコロ入れ替わり名前を覚えるヒマすらない…なんてコトになったら行く気が失せないものか?
むしろ本当に目指すべきは、勝とうが負けようが観客動員数が抜きん出ているNPBのタイガースなどではないでしょうか?
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