
カレル・チャペックKarel
Capek
※正しくは
Cの上に記号がついています※
『山椒魚戦争』V
alka s mloky
※正しくは
aの上に記号がついています※
訳:栗栖継
岩波文庫
平成21年8月5日読了
高校以来久々に読み返したのですが面白かったですね、ただ面白いの意味が当時とは若干違いますが。
初読の時は山椒魚が言葉を話したり果ては人間と領土争いをするのが単純に面白く、また全体を通しての主人公が居ない構成が新鮮(と言っても僕の産まれるはるか前の作品ですが)で、尊敬すべき岩波文庫を読んでいるという高揚感と合わせワクワクしたものでした。
しかし大人になって読んでみると当時の世相や国際情勢に対する皮肉や、人生とはナンぞやという思いが切なく迫ってきます。
そう考えると投げ出したようにも思えた結末は、コレ以外に無い最適な終わり方なんでしょうね。
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