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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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ジーノZeno『トロイナの橋』The four sergeants


『トロイナの橋』The four sergeants
訳:田中昌太郎
ハヤカワ文庫
平成25年4月8日読了
往年のハリウッドオールスター顔見世大作としてなら、面白く映画化出来たんじゃないかしらん…とは思いますが、小説としてはね。
なにより前段階での人物紹介がイマイチ整理しきれていないのが難点で、この辺り長く考え過ぎるとイカンですよね。作者には顔なじみでもコチラは初対面なんだから。
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芝木好子『光琳の櫛』


『光琳の櫛』
新潮文庫
平成24年12月13日読了
出だしこそ主人公の登場の仕方に戸惑ったが、以降はキリッと引き締まった作品世界を堪能した。
生々しい描写は省略されており感情の激する場面は、映画などで言えば音声が音楽に変えられ映像もストップモーションになるように描写に靄がかかります。
そのあたりが櫛の霊と対話する女の、情念を描く作品に相応しく印象的です。
生々し過ぎず、かつ迫力が有る。
解説にもありますが、コレクターの世界を垣間見られるのもまた面白く取り憑かれるとはこういうコトかと。
“大人”にはお薦めです。

柴田錬三郎『江戸八百八町物語』


『江戸八百八町物語』
中公文庫
平成24年12月10日読了
解説にあるノンフィクション・フィクションってのはなんなんだろう。
それはそれとしても虚実取り混ぜて、と読んだが。
いずれにしても面白かった。
もちろんひねくれ者の僕としては全てを肯定する気はなく例えば生類憐れみの令に
ついても突っ込んで質問してみたいのだが(無理だが)、知らないコトを読むのは
やはり楽しい。
なにより忠臣蔵の種明かし的な「武士というもの」など無知を恥じつつ吹聴して
回りたくなる。

須川邦彦『無人島に生きる十六人』


『無人島に生きる十六人』
新潮文庫
平成24年9月23日読了
もちろん度重なる幸運によるとはいえ、こんな遭難ならしてみても…と思わせられる。語り手の人柄に寄るのだろうし自分が中にいたらどうなるか判らないが。
それにしても組織とはナンゾヤと考えさせられた。やはり引くべき人間や出るべき人間が己を知っていると強いよなぁ。

司馬遷『世界の名著 史記列伝』


『世界の名著 史記列伝』
訳:貝塚茂樹 川勝義雄
中央公論社
平成24年8月6日読了
根本的に予備知識に欠けるので多少難儀はしたものの、それでも面白く読んだ。一人一人の伝記を連続して読むとやがて相互に繋がっていき、列伝ならではの楽しさも味わえます。
惜しむらくは読み辛いのが対象とした人物の評価で、誉めた直後に人間として卑しい云々と批判するなどドッチだよ?と。
まぁ単純に断定しない辺りが偉大な歴史家たる所以でしょうか。

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