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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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コナン・ドイルConan Doyle『シャーロック・ホームズの冒険』The Adventures of Sherlock Holmes


『シャーロック・ホームズの冒険』The Adventures of Sherlock Holmes
訳:延原謙
新潮文庫
平成23年11月2日読了
意外に楽しめた…というのも失礼な話だが、推理小説に対して偏見があるもんでして。計画殺人犯が名探偵に挑戦…ばかりじゃねぇ?
コチラの勝手な思い込みなど簡単にかわす軽やかさで非常に愉快な作品ばかり。ホームズがしてやられたり犯罪とは言えないようなモノも有ったりで、就寝前の豊かな楽しみだった。
ところで「赤毛」に出てくる犯行の手口は、現実の犯罪やら幾多のフィクションでも使われているのですが…まぁ古くから有るのでしょうが元ネタっぽいのを探す人はいないのかしら?居ないか、世界中に有りそうだし。
【関連作品】
この手のフィクションではウディ・アレン『おいしい生活』が印象的です。犯行計画はそのままですが思わぬ方に転がって行くのが楽しい。
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コナン・ドイルConan Doyle『バスカヴィル家の犬』The hound of Baskervilles


『バスカヴィル家の犬』The hound of Baskervilles
訳:延原謙
新潮文庫
平成24年1月6日読了
正直に告白すると途中までは退屈に感じられ、やはり短編の方が好ましいと思いました。手をかえ品をかえと表現にしているなぁと。
しかし終盤はさすがで情景描写の見事さと相俟って手に汗握る緊迫感でした。この辺り“本格派”と未分化な時代の良さかと推測されますがどうなんでしょうか?
まぁ最後の帳尻合わせなどが力任せなのは、毎度のコトというかご愛敬…ですかね。判らないコトは判らない、で済ますのは考えようによってはリアルとも言えますが。

カレル・チャペックKarel Capek『山椒魚戦争』Valka s mloky


カレル・チャペックKarel Capek
※正しくはCの上に記号がついています※
『山椒魚戦争』Valka s mloky
※正しくはaの上に記号がついています※
訳:栗栖継
岩波文庫
平成21年8月5日読了
高校以来久々に読み返したのですが面白かったですね、ただ面白いの意味が当時とは若干違いますが。
初読の時は山椒魚が言葉を話したり果ては人間と領土争いをするのが単純に面白く、また全体を通しての主人公が居ない構成が新鮮(と言っても僕の産まれるはるか前の作品ですが)で、尊敬すべき岩波文庫を読んでいるという高揚感と合わせワクワクしたものでした。
しかし大人になって読んでみると当時の世相や国際情勢に対する皮肉や、人生とはナンぞやという思いが切なく迫ってきます。
そう考えると投げ出したようにも思えた結末は、コレ以外に無い最適な終わり方なんでしょうね。

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフAnton Pavlovich Chekhov『退屈な話・六号病室』


『退屈な話・六号病室』
訳:湯浅芳子
岩波文庫
平成20年11月14日読了
退屈と言いつつ全然退屈しませんでした、ハイ。前者は功成り名を遂げた人物が、実は瑣末な日常の出来事にウンザリさせられている話…と言ってしまえば簡単ですが、もう少し細かいです。
結局誰もが自分勝手であり、それに振り回されている主人公に安寧なる晩年の日々は訪れない。なんだか100年以上も前に、それも外国で書かれた小説とは思えないくらいに共感出来ました(僕自身はまだ老境に差し掛かっていないつもりですが)。
特にラストの切なさはナンとも言えませんでした。
後者もまた劇的であり面白いのですがシンプルで読み易いのは前者であり、ドラマにでもしたら面白いだろうなぁと。

ユン・チアン Jung Chang『ワイルド・スワン』Wild Swans Three Daughters of China


『ワイルド・スワン』全二巻Wild Swans Three Daughters of China
訳:土屋京子
講談社
平成18年12月9日読了
発表当時はイザ知らず、今読んでみるとそんなに衝撃的では無いなぁ…と。史料の一つとしては別ですが、訳者あとがきほど感動もナニもしませんでした(基本的に冷血漢なんで)。
なんとなく自分の好き嫌いだけで展開しているので、もう少し客観的に書いてくれればまた違ったのでしょうが、そうすると当時アレだけの話題にならなかったかもしれませんね。判り辛くなって。
『太陽の少年』という中国映画が有るのですが、それに似た世界だったのは面白かったのですが。

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