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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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エリオット・リードEliot Reed(エリック・アンブラー)『恐怖のパスポート』Passport to panic


『恐怖のパスポート』Passport to panic
訳:加島祥造
ハヤカワポケットミステリー589
平成28年2月25日読了
かつて読んだエリック・アンブラーの作品は不思議な味わいで、スパイ小説のつもりで手に取った田舎の高校生には香り高いものだった。その時の記憶が蘇り中古本屋のワゴンで見つけた時には声が出そうになったものだが…アテが外れた。
エリオット・リードという別名気で発表したのも宜なるかな。
表現の大人しいスリラーであり、緩やかなラブロマンスであったな。いやレトロな作品としてなら文句はないが、どうしてもそうは読まないものなぁ。
やはりあの宙ぶらりん感がなく普通なのが宙ぶらりんだった…なんだ、この閉め??
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ジェフ・ライスJeff Rice『事件記者コルチャック』The Kolchack Papers


『事件記者コルチャック』The Kolchack Papers
訳:尾之上浩司・真崎義博
ハヤカワ文庫
平成26年12月28日読了
本来は映像向きの話であり、それを小説とするには文章力が足りていないのではないかしらん。
そもそも長いんだよな、と。
一番面白いのは作品の来歴を記した解説だったりしてね。

サックス・ローマーSax Rohmer『骨董屋探偵の事件簿』The dream detective


『骨董屋探偵の事件簿』The dream detective
訳:近藤麻里子
創元推理文庫
平成28年2月2日読了
悪くはないけど絶賛はし得ないかな、もし映画化などを担当するならかなり弄くり甲斐のある作品だとは思いますが。
強烈な人の思念は形となって残るものであり、主人公はそれに感応して事件を解決する…ってな設定は興味深いんですけどね。夢か現か、を逆手に取った展開もあったり。
ただもっとパターン化してても良かったんじゃないかしら?事件は全て人間の起こすものであり、残留思念は其れを解く鍵に過ぎないとか。コアなファンでない身としては少なくとも読み易い。
それともう一つ、カバーの内容紹介は嘘ではないが嘘である。その辺りからして乗れないんだよな。

ルース・レンデルRuth Rendell『ひとたび人を殺さば』ウェクスフォード警部シリーズMurder being nce done


『ひとたび人を殺さば』ウェクスフォード警部シリーズMurder being nce done
訳:深町眞理子
角川文庫
平成25年11月2日読了
最後は夜更かしして一気に読んだのですが、その価値は有りました。
真相が単純至極であり、かつ無駄にドロドロしていないのが好ましい限り。72年の作品だそうですが古びてはおりませんね、当世の流行りではないでしょうが。
パズルとしても公平なんじゃないでしょうか、僕ですらなんとなく引っかかったヒントが出ているくらいですから。
惜しむらくはシリーズ物故に初心者には疎外感がつきまといます。前述の褒め言葉の否定のようになりますが、味付けが地味なだけに更に他を求めるほどでも無いんですよね。

デイヴィッド・リスDavid Liss『珈琲相場師』The coffee trader


『珈琲相場師』The coffee trader
訳:松下祥子
ハヤカワ文庫
平成25年10月6日読了
面白いのだが詰まらない、また作者は上手いのだが下手。
舞台は17世紀のアムステルダム、当時彼の地に流行の兆しを見せていたコーヒーで大儲けを企む主人公だが…という話なのですが、謎の未亡人にコーヒーを紹介される冒頭に始まり苦い結末まで楽しめます。楽しめはしますが、整理不足で読み辛く折角の仕掛けも驚くと言うよりはハイハイとなずくのに精いっぱい。
いや面白いのは面白いんですよ、だけどなぁ。

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