
『エンデュアランス号漂流』Enduarance
訳:山本光伸
新潮文庫
平成21年9月28日読了
1914年南極大陸横断に挑戦したシャクルトンだが船は氷の海に阻まれて沈没、彼らは氷の海に取り残されてしまう。救助を期待出来ない絶望的な状況下での、生きる為の壮絶な戦いは17ヶ月に及んだ…というドキュメンタリーです。
全員を無事に生還させたコトにより隊長のシャクルトンは優れたリーダーとして今なお賞賛されているそうですが、そもそも無謀な計画だったんじゃないかなぁ?もちろん後からならナンとでも言えますし、安全第一では冒険とは言えますまいが。
僕には想像力が欠落しているからなんでしょうが、本書を読んでも南極の過酷さがイマイチ伝わってきません。もっと図版が有ればマシなんですけどね、wiki見たらそちらの方が多いってのはなんかなぁ。
現存する隊員たちに話しを聞けたというのは大きいでしょうが、本書の場合ソレが足枷になっているようにも思われました。なんとなくですが、ナニか避けている話題が有るような胡散臭さというか?
【関連作品】
『シャクルトンに消された男たち』
未読ですが検索したら見付かったので名前だけでも紹介。『漂流』では黙殺同然の別働隊についてだそうで、コチラには死者も出ています。どちらかというと『シャクルトン“伝説”に消された男たち』なんでしょうか?
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