
幻の探偵雑誌3『シュピオ』傑作選 ミステリー文学資料館・編
光文社文庫
平成19年9月6日読了
ホントに傑作選なのかね?と思う品揃えで、特に全ページ数の6割近くを占める長編にいたっては頭デッカチの同人誌だってもっとマシだろうと思えた程でした。期待の海野十三は創作メモのようだし、コレで傑作ならば他は推して知るべしかと?
ただし全て下らないかと言うとそうではなく、『柿の木』は二十歳前後の女性の作とは思えない面白さですし(探偵モノかと言うと大いに疑問ですが)、サゲを工夫してパタパタと完成させる作品も有り。なにより連作はバトンが引き継がれる度に構成がドンドン崩壊していく様が見ものです…性格が悪いなぁ。
いずれにせよ買って読む程ではないのではないか?と言う営業妨害的な締め括りをせざるを得ないんですが。
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