
『大和し美し 川端康成と安田靫彦』
千葉市美術館(千葉市中央区)
会期:平成21年4月4日-平成21年5月10日
平成21年5月10日見学
まずなんと言っても切り口が絶妙です。
川端康成や安田靫彦の業績についての展示なら、本人のファンしか呼べなかったろうと思います。当然一部の人の為の企画になったでしょう。
しかし「二人が愛した日本の美」としたのが素晴らしい。
僕のような特に二人に対して興味を持たない人間にも足を運ばせ、かつ本屋に行く気を起こさせたのですから啓蒙かつ教育機関としての役割は十二分に果たしたと言えるのではないでしょうか?
さて肝心の展示内容ですが、雑多になるギリギリで飽きさせません。単純に愉快でした。
一番印象的だったのは良寛の書。
解説によると律詩の類では脱字についてまるで気にしていないなど読み辛いこと夥しいそうですが、筆跡は伸びやかで心地の良いモノでした…読めなかったけど。そんな中で般若心経だけは我々にも判読可能なくらいにキチンと書いているんですよね、あぁやっぱり坊主なんだなぁと。
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