忍者ブログ

守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ねこぢる『ぢるぢる日記』


『ぢるぢる日記』
二見書房
平成20年12月1日読了
非常に面白く読んだのですが、時々コレって良いのか?とドキドキさせられもしました。
一粒で二度美味しい♪
…なんて言えないよなぁ。その辺りの毒気が良いのですが。
PR

スポーツ・グラフィック ナンバー編『ベスト・セレクションⅠ』


『Sports Graphic Numberベスト・セレクションⅠ』
文春文庫PLUS
平成24年1月12日読了
言っちゃナンだが改めて読むと判らない文章が多く、その時限りに読み捨てるべきではないかなどと思わせられた。もちろん執筆者は今を伝えようとしているのだから仕方がないとも言えるが、出版しちゃったらねぇ。
傑作の呼び声高い「江夏の21球」にしても、臨場感を味わいたい野球好きの気持ちが判っているとは言えない。
さすがと思わせるのは沢木耕太郎で「普通の一日」は印象深い。景色が見えるんだよなぁ。
新人賞の受賞作も掲載されていたが、本職のライターより素人の方が興味深く読めた。文章やらテーマやらを言い出せばそれ以前のページに掲載されている“プロ”の筆にはかなわないが、再読するに値する、少なくとも今でも読めるのは彼らの作品だった。

夏目漱石『道草』


『道草』
岩波文庫
平成23年7月31日読了
まぁ読んでて楽しい本では有りません、一言で言うと親戚ってのは厄介だなで終わってしまいそうですが。
私小説として扱われているそうですが註や解説によるまでも無く、むしろ反省小説と呼びたく思います。趣は異なりますが『坊っちゃん』と同様に過去の自分の行動などで失敗したと思われるコトやらナニやらを作品として昇華しようとしているのじゃないかしらん。その方向が深刻かつ陰気な方に向いているだけで。
なんだかんだ言って読ませるんだからやはり凄いんでしょうなぁ…偉そうな感想ですが。

中島河太郎『新青年傑作選集Ⅰ・推理編1 犯人よ、お前の名は?』


『新青年傑作選集Ⅰ・推理編1 犯人よ、お前の名は?』
編:中島河太郎
角川文庫
平成23年9月17日読了
なによりも楽しめるのは時代の雰囲気でしょうか。現代では見付けにくくなっている作家の作品も収録されていて、雑誌の雰囲気が伝わって面白いのが収穫でした。出来れば他の巻も読んでみたいところですが難しいだろうなぁ。
一読して思うのは、やはり名の知られた、現在でも読まれている作家は上手い。特に横溝正史「蔵の中」を初めて読みましたが、いや呪術的な磁力からは逃げられませんでした。乱歩とはまた違った握力ですね、より力強いかしらん。

中山兼治『馬券偽装師』


『馬券偽装師』
幻冬舎アウトロー文庫
平成20年9月28日読了
ハズレ馬券に色鉛筆で細工して10億円…と言うだけの話なのですが、非常に面白かったです。
もちろん手順は簡単でも作業は簡単ではなく職人としての技術が卓越していなければ出来ない犯罪で、その辺りの苦心談や道具についての拘り(使っていたのがステッドラーとは…妙に身近に感じたりして)など“その道”に長けた人ならではの面白さに満ちています。
また如何に換金するかの調査振りや逮捕に至る緊迫感など読み応えは充分でした。また浅草から銀座、築地と移る主人公の生活拠点や地方も含めた競馬場や場外馬券場など舞台も多彩で、ハリウッド辺りで映画にしたら当たりそうなんだけどなぁ(日本だとどうしても湿気りそうな気がしちゃって…)?
ひとつだけ残念なのは紙数不足。
本人の筆によるモノなので人柄が感じられたりして良いのですが、やはり本職による書き込みが欲しい気もしたりしました。

カレンダー

01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

ブログ内検索

最新コメント

プロフィール

HN:
上総屋:飯田守和
性別:
非公開

フリーエリア

バーコード

P R