
『Sports Graphic Numberベスト・セレクションⅠ』
文春文庫PLUS
平成24年1月12日読了
言っちゃナンだが改めて読むと判らない文章が多く、その時限りに読み捨てるべきではないかなどと思わせられた。もちろん執筆者は今を伝えようとしているのだから仕方がないとも言えるが、出版しちゃったらねぇ。
傑作の呼び声高い「江夏の21球」にしても、臨場感を味わいたい野球好きの気持ちが判っているとは言えない。
さすがと思わせるのは沢木耕太郎で「普通の一日」は印象深い。景色が見えるんだよなぁ。
新人賞の受賞作も掲載されていたが、本職のライターより素人の方が興味深く読めた。文章やらテーマやらを言い出せばそれ以前のページに掲載されている“プロ”の筆にはかなわないが、再読するに値する、少なくとも今でも読めるのは彼らの作品だった。
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