
『彰義隊』
新潮文庫
平成21年8月30日読了
あぁ脂が落ちてるなぁ衰えたのかなぁ…と作品としては寂しく読みました。ミシミシと迫ってくる圧力が感じられなくて残念。
ソレはソレとして非常に楽しかったのは馴染みのある地名がゾロゾロ出て来たコトでした。
寛永寺から落ち延びようとする宮が上野の北に隠れ移動するのは当然で、その辺りチョロチョロしただけでしたが、驚いたのはソレからです。
匿われた先の一つに市谷の自証院という名前が出てきたのですが、なんと僕の卒業した専門学校の直ぐ近くでした。そういえば講義をサボってうろうろしていた辺りにお寺のような庵のような建物が有ったような?と後日ついでが有ったので確認に行ってしまいました。
また台湾で薨去された宮が帰国したのが須崎港だそうですが、会社員時代に研修で上陸したコトが有るんですよね。もちろん同じ港の筈も無いのですが、それでもああアソコか、と感慨深いものが有りました。
大人になるとこういう楽しみ方もあるんだなぁと。
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