
『ヘイヴン 堕ちた楽園』Haven
監督・脚本:フランク・E・フラワーズ
主演:オーランド・ブルームOrlando Bloom
2006年/アメリカ
新橋文化劇場:平成19年8月2日
冒頭から物語が前後し“読ませる”語り口。引っ張り込むのが上手い。
猟師の息子で使用人の息子シャイは、社長の娘と恋愛中。しかし彼女の兄は彼を毛嫌いしており…という話を中心にいくつかの交錯して話が展開されるのですが、ややこしいと言えばややこしい。なにしろ時間が行ったり来たりするし、個別のエピソードも全てを語る訳ではなく空白を自分で埋めさせるので。
ただその匙加減が良いので最後まで惹かれるんですよね。個々のキャラクターも存在感があるし。
しかし惜しむらくは面白いのですが、いまいち最後まで入り込めない。
コレは多分筋を追うのに関心が行ってしまうからであり、ある程度引き込んで以降の展開は、普通の話法に変えても良かったんじゃないかと思います。そうすれば余計は労力を使わせずに悲劇なりナンなりに入り込めたでしょうに。
ただなぁ、粗筋だけで言うと全然楽しい映画というか、訴えてくる作品ではないんだよなぁ…。
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