
『あるいは裏切りという名の犬』36 Quai Des Orfevres
監督・脚本:オリヴィエ・マルシャル
主演:演 ダニエル・オートゥイユ ジェラール・ドパルデュー
2004年/フランス
新橋文化劇場:平成19年6月5日
ドパルデュー演じる主人公の屈折振りが興味深い。
魅せられてしまった権力の座に近づけば近づく程に理想や友人、仲間達から離れていく…なんてありがちと言えばそれまでだが、逆にどの時代どこの国でも解決し得ていない普遍のテーマなのではないか?
また重厚なパリの石造りの街並みと郊外の自然の色合いの対比、夜の街光など画面も美しい。しかし“それだけ”の作品で、総合的には退屈だった。
なにしろ徹頭徹尾テンポが同じで疲れてくる。それにあのオチはどうなのよ?なんかグダグダでアメリカで作るというリメイク版に期待したくなってしまった。
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