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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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ロバート・キャンベルRobert Campbell『鉄道探偵ハッチ』Plugged Nickel


『鉄道探偵ハッチ』Plugged Nickel
訳:田口俊樹
文春文庫
平成23年8月14日読了
全体としてレトロな雰囲気で、悪くは無いんですが「たまにはね」という程度でしょうか。気分転換にはなりましたがもっとドロドロしたのが好きな僕にはやや品が良過ぎるかなと。もちろん良いんですけどね。
実際にシリーズ化されてはいるのですが、なんとなくシリーズの途中っぽいのが少し残念でした。
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エーリッヒ・ケストナー Erich Kastner『雪の中の三人の男』


エーリッヒ・ケストナー Erich Kastner
『雪の中の三人の男』Drei M※anner im Schnee
aはウムラウトの意味です※
訳:小松太郎
創元推理文庫
平成19年1月24日読了
億万長者が貧乏人の振りをしてホテルに泊まろうとしたところ、ヒョンなことからホントに貧乏な青年が“貧乏の振りをした億万長者”に間違われ、本物の方は億万長者はホントに貧乏人として扱われ…という僕が下手に説明するとややこしい設定。
最初は「この設定だけで一冊もつのかなぁ」と不安でしたが、最後まで楽しく読めました。ラストの一行で最高に幸せにしてくれるんだから上手いなぁ。モノクロ時代のハリウッドで映画化されていないか知らん?
ただナンとなく悲しいのは、この後のドイツの運命を僕らは知っているからでしょう、果たしてあの時代を乗り切れたのか…。

エーリッヒ・ケストナー Erich Kastner『消え失せた密画』


エーリッヒ・ケストナー Erich Kastner
aはウムラウトの意味です※
『消え失せた密画』Die verschwundene Miniatur
訳:小松太郎
創元推理文庫
平成19年1月16日読了
暴力が嫌いな悪党に始まり、全体的に優しい作品で安心して読めた。登場人物のほとんどが善良(少なくとも悪党も憎めない)だからだろう。
確かに意外性の強いどんでん返しやスリル、サスペンスの類は欠けると言えるだろうが、補って余りある幸福感に溢れている。言うなればガッツリとした食事ではなく、上品な洋菓子とコーヒーのセットと言う感じでしょうかね?

エーリッヒ・ケストナー Erich Kastner『一杯の珈琲から』


エーリッヒ・ケストナー Erich Kastner
『一杯の珈琲から』Georg und die Zwischenfalle(Der kleine Grenzverkehr)
aはウムラウトの意味です※
訳:小松太郎
創元推理文庫
平成19年1月27日読了
以前に読んだ時はピンと来なかったが、今回は楽しめた。ただし『消え失せた密画』や『雪の中の三人の男』と違い、(一般には敵役が居らず全てが善人というのが注目点らしいが)日記形式なので少々読み辛い。
いや読み辛いというより、伝わりにくい…か?思うに一人称の方が僕の好みではあったな、と。いずれにせよ前二作とあわせて三部作というのには無理が有るように思えた。
面白いんですけどね、ただなぁ。

ハリー・ケメルマンHarry Kemelman『九マイルは遠すぎる』The nine mile walk


『九マイルは遠すぎる』The nine mile walk
訳:永井淳 深町真理子
ハヤカワ文庫
平成23年12月12日読了
久々に我慢出来ずに一気に読みました。勿体ないったらない話で、週一回などと間を置いて味わいたいものですが耐えられませんでした。
確かに文章がやや固くスンナリ読み難い箇所が有ったり、また急き込むように続く謎解きに目眩がしたりとプロの娯楽とは行きません。ただそれでも面白いのは人物がしっかり描かれているからでしょう。
短編なのも素晴らしい。一晩で読めるのは知的ゲームとしても読者の負担にならず、公平にも思えます。普通に生活していると作者ほどその世界に浸れませんからね。なによりスッキリしていて下げがまた見事でした。

見事といえば、いしいひさいち氏!先にコチラを知っていたのですが、一読して余りにイメージがぴったりで驚きました。
少なくとも僕にとってはこのまんまでしたよ、読みながら浮かんできたのが。困っちゃうよなぁ。

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