
『空気の発見』
角川文庫
平成23年11月11日読了
完全文系の僕ですがルネサンス的万能に対する憧れ(の残滓)で、たまにこの手の本が読みたくなります。
本書もそうして手に取った一冊。
期待に違わず読み易く面白かったです。科学史を辿る形で後進にエールを贈る語りは熱意を感じ、最後の「さようなら」には颯爽とした格好良さすら有ります。惜しむらくは時に例が学業を離れて何万年も経たオッサンには難しく、自分を反省しました。
ただ誰が誰に向けてのモノかという解説が欲しいですね、調べれば著者は判りますが(化学者にして大学教授だそうです)。
【関連作品】
この手の本で特に印象的だったのはファラデー『ろうそくの科学』でした。いや理系に走ろうかと思ったもの…しばらくして目が覚めましたが。敢えて言うと本書も加えた中でもベストです。
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