
『第一級謀殺容疑』全二冊Against The Wind
訳:二宮磬
新潮文庫
平成21年8月20日読了
個人的には大いに楽しめましたが、万人向けかというと疑問です。いやもっと否定的かな。一番のポイントは個性の強い主人公と付き合えるか否か。合わないヒトには粗ばかり目立って不快なんじゃないか知らん。
裏表紙の粗筋紹介から適当にスルスルと外れながら進んでいく辺りは嬉しい“裏切り”でした。また物語の中心となった事件そのもののと無関係な(多分映画化されたら真っ先に削除されるだろう)エピソードにより、説得力と現実味を増しています。この辺りが個人的には非常に好みなんですけどね、セッカチに読もうとすると邪魔なんだろうなぁ。
誰かにお勧めしたいけど、誰に勧めて良いか迷う作品では有りました。
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