『影なき男』The Thin Man
訳:砧一郎
ハヤカワポケットミステリー109
平成28年3月19日読了
謎解きというか事件は単純かつ現実的でもあり、そういう意味では僕好みでもあり悪くはなかった。しかしちょいとバタバタしているような、メリハリに欠けるような。勝手が違うというか乗り損ねたのは主人公が事件にのめり込んでいない処ですかね、巻き込まれがたのスリラーの方が自分の好みなのだなと再認識。
原題のThinは"Thin Red Line"からして勝手に細いという意味かと推測して邦題の『影なき』ってのは細いの言い換えかと思っていたが、結末まで読むとなるほどなと納得。深読みかしらん。
それにしても「探偵小説を一変させたハードボイルド派ミステリの始祖」とは以前から聞いていたが、さて一読してみると…ねぇ?本作以前の探偵小説ってどんなんだよと知りたくなる。まぁホームズとか読んでますけどね。
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