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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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『白い朝』


『白い朝』
監督:勅使河原宏
主演:入江美樹 長谷川照子 松下洋子
1965年/にんじんくらぶ
※本編にはクレジット無し
CATV:平成19年2月9日
なんでも「カナダの国立フィルム・ボードが企画した、4ケ国合作オムニバス『思春期』の中の日本篇」なんだそうです、道理でややマトモな訳だ。
ただ如何せん語り口が下手にしか思えず、斬新もナニも無い。後年名を挙げた監督の若い時代の作品です、と言う以外に見所が有るのか疑問。少なくとも僕の趣味では有りませんでした。
どうでも良いけど、音が悪過ぎる。どうにかなんないのかしら?
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『上海家族』假装没感覚 ShangHai Women


『上海家族』假装没感覚 ShangHai Women
監督:彭小蓮 Peng Xiaolian
主演:呂麗萍 LuLiping 周文倩 ZhouWenqing
2002年/中国
CATV:平成18年12月27日
現代中国の都市部に於ける住宅事情の悪さを、それに追われる母娘を中心に描いた作品(…という紹介はどうかと思うけどこんな印象でした)。
互いに遠慮もクソも無い人間関係で、最初はどうしたもんか?と思いつつ観たのですが、娘役の周文倩が良くて惹き込まれました。化粧っ気が無いというよりそれ以前の外見に加え演技していないのが良い。
実際にはそんなコトはなく、撮影用に外見を整えて演技しどうもシッカリしているのだとは思いますが、ソレならソレで素晴らしい役者だと思いますし監督も素晴らしい。
出て来るほとんどの男のキャラがややアレですが、まぁ少女の視点から描いている面も有ると考えれば不満には思えますまい。それぞれに良い味出してましたし。
最後の方で裏町の汚い部屋が出てきますが、窓から東方明珠塔が見える辺り意外と良い物件なんじゃないか?なんて思ったりして。2000年に似たようなトコを通ったのですが、ガイドさんに言わせると開発の波に洗われているとか。今では無い景色なのかも知れませんね?

『ジャスティス』...and Justice for all


『ジャスティス』...and Justice for all
監督:ノーマン・ジュイソンNorman Jewison
主演:アル・パチーノAl Pacino
リー・ストラスバーグLee Strasberg
1979年/アメリカ
CATV:平成19年11月1日
幾つかの事件や裁判が並行しているだけでなく、その他の日常的な場面も描かれておりリアルで良かった。…と言っても抜くべきところは抜いていて「現実的」に拘っている訳ではないので観やすくもあります。
それにしても判事の気分一つで監獄行きとか、杓子定規な法解釈で無実の人間が追い詰められて…など悲惨の極みで最近の日本における誤審やら冤罪やらの方が遥かに好ましい状況に見えてしまうのですが、当時ってドコまでこんなか?
ラストの法廷シーンなど観たヒトにより好きなシーンは別れると思いますが、僕としては主人公が祖父を訪ねるシーンが一番心にしみました。老けたのかなぁ?
また古い作品なのでフィルムが少し滲んでいるような感じなのですが、大学時代に8mm映画を少しかじった身としてはたまらないモノがありました。

『ジャイアンツ』Giant


『ジャイアンツ』Giant
監督:ジョージ・スティーヴンスGeorge Stevens
原作:エドナ・ファーバーEdna Ferber
主演:エリザベス・テイラーElizabeth Taylor
ロック・ハドソンRock Hudson
1956年/アメリカ
V:平成20年1月18日
原作を未読なので推測ですが、忠実に過ぎたのではないか?と思いました。ユッタリとしたペースでも映像を軸に物語は進むので退屈はしません。
ただテーマを盛り込み過ぎていてドレも中途半端な印象を受けました。更に言うと家族に限定していればまだしも牧童から大富豪になる男は不要だったのではないか?今となっては“ジェームズ・ディーンの”と言った方が通りが良いのは承知の上ですが。
新しく映画化するのなら東部から嫁に来た女(テイラー)を軸にして彼女と結婚した牧場主(ハドソン)とその家族の物語、また彼女に憧れつつも得られる筈も無く大富豪となりながらも満たされず精神が荒んでいく男(ジェームズ・ディーン)の物語をコインの両面のようにした2本の映画にした方が良いかと。
タランティーノの『キル・ビル』2本より、は良心的なんじゃないかしらん。

『Jの悲劇』Enduring Love


『Jの悲劇』Enduring Love
監督:ロジャー・ミッチェル
原作:イアン・マキューアン
主演:ダニエル・クレイグ リス・エヴァンス
2004年/イギリス
CATV:平成19年2月23日
唐突と言えば唐突に事件に巻き込まれる主人公。音の無いその描写は逆にリアルに緊張感が伝わってきます。多分実際の事件に遭遇している時ってこういう感覚なんではないか?少なくとも思い返すとこうではないか…と言う感じで引き込まれます。
人間に対する見方が冷めた感じのクレイグ(彼の成長物語と言えなくも無い)と不気味な訪問者のエヴァンスが良い感じで、特に後者の気味悪いのに妙に痛々しいのにはなんと言って良いのやら?
細かいところでケチを付ければキリが無い作品ですが、ソレをさせない魅力が有ります。
ちなみに原題をネット翻訳すると“永続する愛”だな…う~ん?
【追記】H20.10.15
本作品をサスペンス映画として観て、否定的な評価をしているブログなんぞを見たのですが、面白いなぁと。筒井康隆の『乱調文学大事典』の中の「異邦人」の項を思い出しました。
ソレはソレとして。
原作者であるマキューアンの小説をはじめて読んだのですが、受けた印象はこの作品のイメージと合っていました。
特に読んでいる最中のフワフワとした、ソレでいて強烈な印象は映画の冒頭の事故のシーンのようで…怖いなぁ。
【関連作品】
『アムステルダム』原作者イアン・マキューアンの作品

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