
『パウル・クレー東洋への夢』
千葉市美術館(千葉県千葉市中央区)
会期:平成21年5月16日-平成21年6月21日
平成21年6月15日見学
僕としては珍しく解説を丹念に読んだのですが、コレが正解でした…というか、コチラが主役でした。
正直に言って展示自体は退屈です。クレーの一見してナニが描いてあるのか判り辛い線描(それなりに面白くはある)とその元ネタと思われる浮世絵を並べているだけ。そしてソレらに派手さはありません。クレーならではの静寂感のある色彩作品はほとんど有りませんしね。ソレを期待していくとハズレです。
ただし解説を主として観ると非常に興味深い。
実は今までクレーというと独特な色彩が素晴らしい(のと、育児日記が病的なまでに細かかった)くらいにしか思っていませんでしたが、今回の展示で興味を持ちました。
もっとも解説というより論文の雰囲気でしたから面倒だと飛ばされた方も多かったのではないでしょうか?
そもそも“平遠山水”なんて言われて何人が判るのよ?と思わなくも有りません。