忍者ブログ

守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

星新一『城のなかの人』


『城のなかの人』
角川文庫
平成20年4月7日読了
ショートショートが代名詞の作家だけに歴史小説?と首を傾げつつ好奇心で読みました…が、コレが良かった。面白かった。
汗や体臭、総じて生活臭の感じられない文体なのでどうかと思ったのですが、フワフワと生きたような(というと語弊は有るでしょうが個人的には印象が薄いのです)豊臣秀頼を描くにはピッタリでした。物語の進行も具体的な年代ではなく秀頼が何歳の時…としてのも効果的で、フワフワとした現実味に欠ける大阪城内での暮らしや現実や政治への認識の甘さがリアルに漂ってきます。
ちなみに本書は短編集で他に4編入っているのですが、ドレも長過ぎるショートショートのようでもあり、表題作がやはり一番かと思います。ただし実在の人物を扱った『正雪と弟子』のはめ込み方と『はんぱもの維新』の人物評は大上段に構えた歴史小説家には書き得ないスタンスで面白いんですけどね。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

ブログ内検索

最新コメント

プロフィール

HN:
上総屋:飯田守和
性別:
非公開

フリーエリア

バーコード

P R