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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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『竹取物語』


『竹取物語』
訳:星新一
角川文庫
平成25年12月28日読了
まずは原文で読んだがそれでも面白かったし、後半の星新一版は星新一作品になっていてコレはコレで面白い。
大した本だな。
しかしもっと違う雰囲気を予想していた(というか思い込んでいた)ので、意外な描写に驚いた。偽った求婚者たちの評判が散々になるのは記憶していたけど、彼らがかぐや姫をこき下ろすなんてね。ある意味リアルなんだけど。
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星新一『祖父・小金井良精の記』


『祖父・小金井良精の記』上下巻
河出文庫
平成24年12月13日読了
全くもって不思議な本だった。
面白いと言えば面白いが、つまらないと言えばつまらない。河合継之助やら森鴎外やら幕末から明治大正の巨星が次々と登場し、中には「舞姫」のエリスまで出て来るのですが…どれも孫のフィルターを通している為、微妙な味わいになっています。
上品な、と言いますかね。
結局のところ星新一の文体により読ませるのだな、と。
フワフワと漂って終わった気がします…不思議だよなぁ。

星新一『妖精配給会社』


『妖精配給会社』
新潮文庫
平成19年10月4日読了
勝手にSFのヒトと思い込んでいたのですが、読み返してみるとそうでもないですね。なんとなく意外でした。
確かに未来や宇宙空間が舞台だったり(珍)発明に関するモノが有りますが、ソレばかりではないし身近に感じられる描写です。もっとも面白く思った作品はソチラではなかったのですが。
むしろ一貫したテーマは人間やその心理ではないかと愚考した次第。具体的にドレが面白かったかと細かく書きたいところですが、煩雑なので省略。旅のお供にお薦めです、とだけ。

星新一『ようこそ地球さん』


『ようこそ地球さん』
新潮文庫
平成22年5月22日読了
世間で言う星新一、ショートショートというイメージとはやや違う作品が多くて意外でした。もっとも「あとがき」によるとかなり初期の作品ばかりと言うのでそれも当然かなと思いました。試行錯誤と言うか、スタイルが出来上がる以前のモノなのだなと。
ショートショートと言うより短編小説と言うものや、詩のように美しいものまでいろいろと楽しめます。むしろ星新一という名前に先入観の無い世代には楽しいかもしれません。

星新一『城のなかの人』


『城のなかの人』
角川文庫
平成20年4月7日読了
ショートショートが代名詞の作家だけに歴史小説?と首を傾げつつ好奇心で読みました…が、コレが良かった。面白かった。
汗や体臭、総じて生活臭の感じられない文体なのでどうかと思ったのですが、フワフワと生きたような(というと語弊は有るでしょうが個人的には印象が薄いのです)豊臣秀頼を描くにはピッタリでした。物語の進行も具体的な年代ではなく秀頼が何歳の時…としてのも効果的で、フワフワとした現実味に欠ける大阪城内での暮らしや現実や政治への認識の甘さがリアルに漂ってきます。
ちなみに本書は短編集で他に4編入っているのですが、ドレも長過ぎるショートショートのようでもあり、表題作がやはり一番かと思います。ただし実在の人物を扱った『正雪と弟子』のはめ込み方と『はんぱもの維新』の人物評は大上段に構えた歴史小説家には書き得ないスタンスで面白いんですけどね。

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