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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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『遠すぎた橋』A Bridge Too Far


『遠すぎた橋』A Bridge Too Far
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:ダーク・ボガード ショーン・コネリー
ジーン・ハックマン アンソニー・ホプキンス
ジェームズ・カーン ライアン・オニール
ロバート・レッドフォード エドワード・フォックス
マクシミリアン・シェル ローレンス・オリヴィエ
1977年/イギリス・フランス
CATV:平成19年12月22日
いやぁ長かった…の一言に尽きました。
第二次大戦の欧州戦線でDデイ以上の規模で計画されたマーケットガーデン作戦が如何にして頓挫したか?を描いている筈なのですが、なんかピクニックみたいな戦争してるなぁと言うのが正直な感想です。
オールスターキャストで監督も高名(だよね?)ならば当然でしょうが言う程に退屈はしません。時間と予算をかけているなぁと言う作品で、最近のCGでヤッチャイマシタな映像とは違います。
ただソレだけなんですよね。
なんか一時期の日本映画における『忠臣蔵』と同じで無難に纏めましたって感じでした。全体的に仕事仕事していて感じるモノは無し。一番良いのは冒頭かしらん?
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『東京1958』


『東京1958』
演出:勅使河原宏
1958年/シネマ57
※クレジット無し
CATV:平成19年2月9日
前衛なんて所詮独り善がりである、としか思えない保守的な僕としてはまさに典型を見付けた感じ。僕にはまるで訳が判りませんでした。
当時の映画って東京の風景を眺めるだけでも充分なんですが、それもロクに無いしなんかなぁ。傾倒していれば別なんでしょうが。

『デッドゾーン』The Dead Zone


『デッドゾーン』The Dead Zone
監督:デヴィッド・クローネンバーグDavid Cronenberg
原作:スティーヴン・キングStephen King
主演:クリストファー・ウォーケンChristopher Walken
1983年/カナダ
CATV:平成20年2月7日
以前に同監督の『裸のランチ』や『ヒストリー…』を、特に後者を思い出して独り納得したのですが、ホラーやらSF専門の監督ではないのだなぁ。本作は事故で昏睡してしまった為に目覚めるまでの5年間が空白の男と、その間に人生を生きてきた元の恋人との物語であり、特殊能力は彩りでしょう。もちろん無ければ全然違う話になっているでしょうが。
惜しむらくは予算をかけていない様に見えるコトで、ラウレンティスの製作でもこんなンが有るのかと?
【関連作品】
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

『テス』Tess


『テス』Tess
監督:ロマン・ポランスキー
原作:トマス・ハーディ
主演:ナスターシャ・キンスキー
1979年/フランス・イギリス
CATV:平成19年2月27日
ロマン・ポランスキー監督作品としてではなく、トマス・ハーディ作品の映画化として観ました。故に食い足りませんでした。原作をなぞっているだけのようで、登場人物にもっと肉付けをして欲しかったと残念でなりません。映像は奇麗だったのになぁ…。
個人的には肉体と精神について突っ込んで欲しかった。
例えばテスを弄ぶアレクですが、家族から愛されずに育ち今までも村の娘たちを“モノ扱い”する付き合いかしてこなかったのでは無いでしょうか?自分がそのようにしているから当然相手からも同様に扱われており、テスが初めて自分を人として反発してくれた相手だったのかも。
またテスがエンジェルを拒み続ける理由はアレクとの間に不義の子を生したと言うだけではなく、憎む相手に開発されてしまった自分の肉体への嫌悪と言うものが有ったのではないか?この辺り男の僕としてはナンとも言い様が無いのですが。
テスと結婚はしたものの過去を告白されて一度は逃げてしまうエンジェルは、実は女性経験が無いかそれに等しく年下のテスの経験に怯んでしまったのではないか?また経験の少なさ故の潔癖症で無意識に嫌悪してしまったのかと。
テスがアレクを刺殺する顛末を原作では書いていませんが、アレクのエンジェルへの嫉妬ではないかと思います。
自分がこんなに愛しているのに、夫婦も同然に一緒に暮らしているのに、なぜアイツの方が良いのだ?と狂いついには弾みで…つまりは事故であったのですが、自分が望んでいたことなのだとテスは自分の犯行と認める。
もちろん異論は多々有りましょうが、僕の解釈としてはこんな感じです。
【関連作品】
『テス』ハーディ

『タイ・カッブ』Cobb


『タイ・カッブ』Cobb
監督:ロン・シェルトンRon Shelton
主演:トミー・リー・ジョーンズTommy Lee Jones
1995年/アメリカ
CATV:平成19年4月2日
“球聖”といわれるタイ・カッブを主人公にした作品なのですが、「実話に基づく」なんていって良いのか?と心配になるくらい露悪的かつ下品です。ただそれでも不快にならないのは製作者にカッブに対する悪意が感じられないのとトミー・リー・ジョーンズの演技のなせる業でしょうか?
大言壮語といえばソレまでですが、面白かったセリフは以下(逐語的では有りません)。
「近代野球を作ったのは俺なのに誰も感謝しやがらない!」
「野球をつまらなくしたのはベーブ・ルースの野郎だ!」
「スパイクの歯を研いでいた?バカ言え、錆びてる方が痛いのになんで研ぐ必要が有るんだ」
いやいや対岸の火事としては最高に愉快な爺さんだなぁ。

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