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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』The Dead


『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』The Dead
監督:ジョン・ヒューストンJohn Huston
原作:ジェームズ・ジョイスJames Joyce
主演:アンジェリカ・ヒューストンAnjelica Huston
1987年/アメリカ
CATV:平成19年4月6日
古臭い…と言うと失礼ですが、80年代後半の制作とは思えない古典的な雰囲気の作品でした。楽しいパーティの一夜が舞台なのですが、それにしても漂う寂しさと悲しさはなにか?
監督のJ.ヒューストンは本作が遺作となりましたが、そうと知らなくても印象は変らない筈。多分監督自身の充足した人生に対する思い出を囁かれているような気がするのですが…思い込みが激しいかなぁ?
良い作品だと思いますが、ある程度の人生経験が無いと辛い作品ではありましょう。
【関連作品】
『ダブリン市民』ジェイムズ・ジョイス
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『デッドゾーン』The Dead Zone


『デッドゾーン』The Dead Zone
監督:デヴィッド・クローネンバーグDavid Cronenberg
原作:スティーヴン・キングStephen King
主演:クリストファー・ウォーケンChristopher Walken
1983年/カナダ
CATV:平成20年2月7日
以前に同監督の『裸のランチ』や『ヒストリー…』を、特に後者を思い出して独り納得したのですが、ホラーやらSF専門の監督ではないのだなぁ。本作は事故で昏睡してしまった為に目覚めるまでの5年間が空白の男と、その間に人生を生きてきた元の恋人との物語であり、特殊能力は彩りでしょう。もちろん無ければ全然違う話になっているでしょうが。
惜しむらくは予算をかけていない様に見えるコトで、ラウレンティスの製作でもこんなンが有るのかと?
【関連作品】
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

『テス』Tess


『テス』Tess
監督:ロマン・ポランスキー
原作:トマス・ハーディ
主演:ナスターシャ・キンスキー
1979年/フランス・イギリス
CATV:平成19年2月27日
ロマン・ポランスキー監督作品としてではなく、トマス・ハーディ作品の映画化として観ました。故に食い足りませんでした。原作をなぞっているだけのようで、登場人物にもっと肉付けをして欲しかったと残念でなりません。映像は奇麗だったのになぁ…。
個人的には肉体と精神について突っ込んで欲しかった。
例えばテスを弄ぶアレクですが、家族から愛されずに育ち今までも村の娘たちを“モノ扱い”する付き合いかしてこなかったのでは無いでしょうか?自分がそのようにしているから当然相手からも同様に扱われており、テスが初めて自分を人として反発してくれた相手だったのかも。
またテスがエンジェルを拒み続ける理由はアレクとの間に不義の子を生したと言うだけではなく、憎む相手に開発されてしまった自分の肉体への嫌悪と言うものが有ったのではないか?この辺り男の僕としてはナンとも言い様が無いのですが。
テスと結婚はしたものの過去を告白されて一度は逃げてしまうエンジェルは、実は女性経験が無いかそれに等しく年下のテスの経験に怯んでしまったのではないか?また経験の少なさ故の潔癖症で無意識に嫌悪してしまったのかと。
テスがアレクを刺殺する顛末を原作では書いていませんが、アレクのエンジェルへの嫉妬ではないかと思います。
自分がこんなに愛しているのに、夫婦も同然に一緒に暮らしているのに、なぜアイツの方が良いのだ?と狂いついには弾みで…つまりは事故であったのですが、自分が望んでいたことなのだとテスは自分の犯行と認める。
もちろん異論は多々有りましょうが、僕の解釈としてはこんな感じです。
【関連作品】
『テス』ハーディ

『バッド・デイズ』City of Industry


『バッド・デイズ』City of Industry
監督:ジョン・アーヴィン
主演:ハーヴェイ・カイテル
1997年/アメリカ
CATV:平成18年12月11日
有名どころが出ている割には噂も聞かなかったなぁと思いつつ観たのですが、納得しました。全体的に緩くて緊張感に欠けるのですが、まさかリメイクとは…当時のテンポで今のアレンジではそりゃ詰らないよ…。
ファムケ・ヤンセン(読み方不明で申し訳ない、確かこんな名前)は北欧の方でしょうか?薄くて高い鼻が印象的でした、いや美人なんですけどね、ホントに。

『カクタス・ジャック』Matando Cabos


『カクタス・ジャック』Matando Cabos
監督・脚本:アレファンドロ・ロサーノ
主演・脚本:トニー・ダルトン
2004年/メキシコ
新橋文化劇場:平成19年1月23日
非常に面白かったです、理不尽なまでにツいてないキャラも居るのですが所詮世の中公平ではない…というのも変か?
ガチャガチャとした音楽も作品に合っているしコレでもか!と言う展開もまた愉快。ただ単館も当然という感じでは有ります。
ちなみに原題はスペイン語、ネットで英訳すると“killing ends”だそうです。どちらも和訳すると“端を殺すこと”となり、そりゃねぇだろう?と…。どなたかお知恵を拝借。
またCactus Jackはミック・フォーリーというプロレスラーのリングネームの一つたそうです。配給会社担当者の趣味としか思えないんですが、どうなんでしよう?

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