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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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アルフレッド・ランシングAlfredLansing『エンデュアランス号漂流』Enduarance


『エンデュアランス号漂流』Enduarance
訳:山本光伸
新潮文庫
平成21年9月28日読了
1914年南極大陸横断に挑戦したシャクルトンだが船は氷の海に阻まれて沈没、彼らは氷の海に取り残されてしまう。救助を期待出来ない絶望的な状況下での、生きる為の壮絶な戦いは17ヶ月に及んだ…というドキュメンタリーです。
全員を無事に生還させたコトにより隊長のシャクルトンは優れたリーダーとして今なお賞賛されているそうですが、そもそも無謀な計画だったんじゃないかなぁ?もちろん後からならナンとでも言えますし、安全第一では冒険とは言えますまいが。
僕には想像力が欠落しているからなんでしょうが、本書を読んでも南極の過酷さがイマイチ伝わってきません。もっと図版が有ればマシなんですけどね、wiki見たらそちらの方が多いってのはなんかなぁ。
現存する隊員たちに話しを聞けたというのは大きいでしょうが、本書の場合ソレが足枷になっているようにも思われました。なんとなくですが、ナニか避けている話題が有るような胡散臭さというか?
【関連作品】
『シャクルトンに消された男たち』
未読ですが検索したら見付かったので名前だけでも紹介。『漂流』では黙殺同然の別働隊についてだそうで、コチラには死者も出ています。どちらかというと『シャクルトン“伝説”に消された男たち』なんでしょうか?
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大岡昇平『無罪』


『無罪』
新潮文庫
平成22年12月4日読了
ガキの頃に『野火』を読み、更に『事件』でこういう小説も有るのだ…と思った身からすると、本書はチと残念。
執筆動機は勉強の為も有るのだそうですが、ナニも同氏の筆に寄らなくても思いました。もちろんコッチの勝手な感想で、本人の勉強になったのならメデタシメデタシではありますが。

岡本綺堂『【怪談コレクション】中国怪奇小説集』



『【怪談コレクション】中国怪奇小説集』
光文社時代小説文庫
平成23年11月14日読了
日本の怪談やら講談の種となった中国の伝奇小話…と言って良いのかは判りませんが、とにかく不思議な話が盛り沢山です。しかも起承転結に拘って作り込んでいないので、不思議な味わいです。
ジャンルが多彩で理路整然とした捜査ものや怪異の荒れ狂う不気味なものに艶っぽいものまで、またキチンと完結しているものから結末が切り取られたようなものまで、とにかく楽しめます。作者(というか訳者)の企図したように、大人の楽しみとして読むには最適でしょう。
受け付けないネタの有る方もいらっしゃるでしょうが、僕としては楽しい一時でした。

岡本かの子『老妓抄』


『老妓抄』
新潮文庫
平成23年5月16日読了
例えば起承転結がどうのこうのと言い出せば当てはまらないようにも思えますが、とにかく面白い。なんというか誰かの話を聞いているように感じられると言いましょうか?実際には作り込まれているのでしょうがゴロリとした感覚もあり、さりとて実は磨き込まれているような。
作者の顔写真(と倅のキャラクター)のインパクトが強くて偏見のようなものが有ったのですが、作品は素晴らしいですね。他を読みたくなったけど…なかなか無さそうで?

小川未明『小川未明童話集』


『小川未明童話集 赤いろうそくと人魚』
新潮文庫
平成23年10月11日読了
いやなんか暗くないかい?
作者が陰気と言うのではなく、時代の暗さと言うか、当時の照明事情のせいというか…とにかく暗かった。もちろんだからダメだと言う訳ではなく、子供向けの柔らかい本に慣れていた身には驚きだった。

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