
『冷血』In Cold Blood
監督:リチャード・ブルックス
原作:トルーマン・カポーティー
主演:ロバート・ブレイク スコット・ウィルソン
1967年/アメリカ
CATV:平成19年1月30日
導入部でのカット割が面白かった。後で加害者と被害者になる登場人物たちが、洗顔などの日常的なコトをした瞬間に同じコトをしているもう一方にカットが換わるのだが、コレって“加害者も被害者も同じ人間である”というテーマが表現しているのだろうか?
…褒め過ぎですかね、多分。ただテンポが良くなっているのは確かです。
過度に演出しないで淡々と描かれる警察の捜査と犯人たちの逃避行の退避、また展開も上手く例えば事件の全体を描くタイミングなど非常に効果的なタイミングで入ってきます。
そしてあのラストシーン…当時としては圧倒的だったんじゃないでしょうか(今観ても!)?
蛇足ですが、カポーティーによる原作にはあまり感心していないので、映画の方がかなり面白く感じました。もっとも原作を読んだのはかなり以前なので、多分に僕自身の読み方も浅かったろうかと思います。
また読み返してみようかしらん?
ただ同じ頃に読んだジョセフ・ウォンボーの『オニオン・フィールドの殺人』の方が衝撃的だったので、つい比べてしまっているのかもしれませんが。
【関連作品】
『冷血』トルーマン・カポーティー
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