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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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小沢信男編『犯罪百話 昭和篇』


『犯罪百話 昭和篇』
ちくま文庫
平成27年1月26日読了
まさに切り抜き雑記帳、どれがどれやらのゴッタマゼで猥雑な面白さと言えばそうなのだが落ち着かなかった。
坂口安吾が東京新聞をくそみそに言ってるのは素晴らしく愉快だったけどね。
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なぎら健壱『東京昭和30年 下町小僧』


『東京昭和30年 下町小僧』
ちくま文庫
平成27年1月21日読了
語り口が良いのだろう、世代も土地も違うのに幼馴染に思い出を掘り返されているかのような楽しさである。知っている土地の昔を教わる楽しさも有り愉快に読んだ。
なによりただの悪ガキ自慢ではなく、他の奴らの悪さに後ろめたさのようなものを感じていたりする感覚に共感を覚えるんだよね。僕はさほど真面目な方でもなかったけど。
都会の如何わしさやインチキを正しくないと糾弾しない辺りは下町の出だからなんでしょうかね、人によるか。

丸谷才一『男ごころ』


『男ごころ』
新潮文庫
平成27年1月18日読了
まことに愉快で楽しく読んだ。内容もまさに頭の滋養強壮。書き出しからオチまでが見事で、こういう風に話が出来たら人品卑しからぬ人物として愛されよう…などと妄想するのだが、今日日そこまで相手の話を傾聴する人が居るのかね、と絶望したり。
それはそれとして。
中でも「犬と猫」は素晴らしいですね、特に犬好きとしては頷くばかり。そういえば別の本には著者はホエールズのファンだともあり、いやぁ尊敬して余りある(単純だね、どうも)。

陳舜臣『中国任イ夾伝』


『中国任イ夾伝』
文春文庫
平成28年2月26日読了
単なるヤクザものとしてではなく、歴史小説としても面白かった…と言うか、作者に言わせればそんな小さなモノではないのだが。長さも丁度よく心地良く読めるのは作者の持ち味ですね。
任侠というと邦画の影響でかソレ系のイメージがわきますが、各話の主人公は日本で言うところの“義”に殉じた、またはその覚悟で生きた人たちなのですね。まぁ時代からしてソレ系の方々が多いのですが。
それにしてもよく記録が残って居たもので、司馬遷万歳!と叫びますよ。

エリオット・リードEliot Reed(エリック・アンブラー)『恐怖のパスポート』Passport to panic


『恐怖のパスポート』Passport to panic
訳:加島祥造
ハヤカワポケットミステリー589
平成28年2月25日読了
かつて読んだエリック・アンブラーの作品は不思議な味わいで、スパイ小説のつもりで手に取った田舎の高校生には香り高いものだった。その時の記憶が蘇り中古本屋のワゴンで見つけた時には声が出そうになったものだが…アテが外れた。
エリオット・リードという別名気で発表したのも宜なるかな。
表現の大人しいスリラーであり、緩やかなラブロマンスであったな。いやレトロな作品としてなら文句はないが、どうしてもそうは読まないものなぁ。
やはりあの宙ぶらりん感がなく普通なのが宙ぶらりんだった…なんだ、この閉め??

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