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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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陳舜臣『中国工匠伝 景徳鎮からの贈り物』


『中国工匠伝 景徳鎮からの贈り物』
新潮文庫
平成年11月6日読了
やはり力の入れ加減が絶妙で、リラックスして読むには最適の一冊。解説にあるようにほとんどの作品の冒頭に作者と思われる“私”が登場し、親しく語りかけてくるのが巧妙な仕掛けなのではありますまいか?…巧妙と言うとややいやらしい響きが有りますが、他に言葉を知らないので。
印象に残ったのは作品を作る際には自分の中に“沸きかえるような熱”が出てくるのを待つという件で…と言う話をすると、サボってる言い訳としか思われないんだろうなぁ。
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陳舜臣『クリコフの思い出』


『クリコフの思い出』
新潮文庫
平成年10月31日読了
コース料理のようにアレコレと入っていて美味しかったが、やはり僕が求めるのは昭和初期の神戸を舞台にした作品ですね。ミステリーのようだし歴史秘話のようでもある、で面白い。他の人の筆だともう少し嘘臭くなったりするのでしょうが、このあたりの描写というか筆使いが凄い。
もっとも歴史を扱ったモノは好もしくてならないのですが。

陳舜臣『雨過天晴』


『雨過天晴』
集英社文庫
平成24年1月17日読了
こう言っちゃ申し訳ないが、雑談集。
アチコチに書かれた短文を集めたものなのですが気楽に楽しめて良い感じです。ポロポロと勉強になるコトが散りばめられてるあたりがミソで、暇な時に、即ち考える時間が持てる時にツラツラと読むのが宜しいかと思います。…この方面ばかりに熱心なのも作者としては不本意でしょうが。

伴野朗『南海の風雲児・鄭成功』


『南海の風雲児・鄭成功』
講談社文庫
平成19年9月27日読了
台湾が大好きで鄭成功に以前から興味の有った僕としては飛びついて当然の作品でしたが、イマイチ食い足りない感じでした。思うにその一番の要因は紙数が不足しているコトでありましょう。
収録3作品のうち面白かったのは「鄭成功物語」で、「小説・南海の風雲児」はむしろ腰が入っておらずシラけてしまったのが惜しい。

富永俊治『三原脩の昭和三十五年 「超二流」たちが放ったいちど限りの閃光』


『三原脩の昭和三十五年 「超二流」たちが放ったいちど限りの閃光』
宝島社文庫
平成19年6月1日読了
長年のホエールズ・ベイスターズのファンだからという訳ではないが(多少は有るか?)読み物としては滅法面白かった。書き慣れていると言うか上手いなぁと感心もさせられたりして。
過不足なく世相背景を紹介しているので、生まれていない時代での話ではあるが雰囲気は伝わるので臨場感が有る。また選手個々の紹介が上手く配置されていて、一本調子にならず飽きさせないのが楽しい。
なにより語り口が良いんだよなぁ。
話し好きのオジサンの名調子を聴いている感じで「それで、それで?」と続きをせがみたくなります。基本的に直接取材をしているようなので、その辺りも関係しているのか知らん?筆者は多分ベイスターズのファンでは有りますまいが、それでもこの年のホエールズを愛し、楽しんで書いているのが伝わりコチラも楽しくなってきます。また翌年以降についてのエピローグも切なくて良い。
ただし惜しむらくは「読み物以上」ではなく、ホントに読み物であると言う点。せめて最後に参考文献の類があれば続けて更に知りたくなった読者の便になったと思うのですが?
【関連書籍】
『球団消滅 幻の優勝チーム・ロビンスと田村駒治郎』中野晴行
『魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ』(全二冊)立石泰則

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