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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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陳舜臣『中国傑物伝』


『中国傑物伝』
中公文庫
平成23年3月4日読了
作者の思い入れが伝わり楽しく読んだ。
小説にしてくれた方が読み易いのではないかとも思ったが、楽しく読めるおサイズには纏まらないんだろうなぁ(長編が楽しくないと言うのではありません)。 
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陳舜臣『中国畸人伝』


『中国畸人伝』
新潮文庫
平成年10月7日読了
ただ雑に読んだことを惜しむ。
もっとゆったりと構えて手に取るべきであり、読書の楽しみを自ら放棄するような読み方は慎むべきだと反省した…感想になってないけど。

陳舜臣『竹におもう』


『竹におもう』
徳間文庫
平成23年5月3日読了
あれこれと楽しく読んだ。
特に美術や工芸に関するものは類書が無く貴重な勉強をさせて頂いている気分にもなる…と言っても姿勢を正すなどしていないが。困るのは舞台として度々登場する西域に出掛けてみたくなることくらいか?
ひとつだけ異論を唱えたいのは味覚についてだが、これは育ちが関東と関西で異なるのだから仕方が無い。

陳舜臣『獅子は死なず』


『獅子は死なず』
講談社文庫
平成23年6月1日読了
短編集だが作者の顔の出し方で出来が左右されるのは毎度のコトでしょうか?随筆に近いと楽しいんですよね、物語を聴いているようで。そういう意味では特に前半が印象的です。特に作者の推理(推測ではなく、もう少し自由に)が入る辺りは知的遊戯と言うように。
氏の長編となると読んでいないので判りませんが、少なくとも短編としてはスケールが大きくなると持て余すように思えるのは残念で、表題作がやや食い足りない気がしました。
個人的には近現代の、特に神戸などを舞台にした推理“風”が好ましいのですが。

陳舜臣『杭州菊花園』


『杭州菊花園』
徳間文庫
平成22年8月10日読了
どんなものでも執筆にはそれなりの労力が必要だとは思いますが、本書は軽やかな語り口で読書と言う行為をゆったりと楽しめました。敢えて言うなら肩肘を張り力瘤を作って青筋を立てて作り込んだ小説ではなく、のんびりとお茶とともに楽しむ読み物とでも言う感じでしょうか。
なんとなく話し上手な知り合いのおじさんに煙に巻かれている気がさせられなくもないのですが、ま、それはそれで愉快な夕べでありましょう。

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