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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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『白い巨塔』


『白い巨塔』
監督:山本薩夫
原作:山崎豊子
脚本:橋本忍
主演:田宮二郎 東野英治郎
1966年/大映
V:平成20年2月5日
原作の途中(発表当時の完結まで。その後小説は続編が書かれた)までの映画化ですが、それでも扱う期間が長い気がしました。製作当時の事情は判りませんが、教授選挙に絡む話を前編、誤審裁判を後編として別々にしても良かったように思います。独立した作品に仕上げ得る厚みが有るのだし、その方が細部まで描けて良かったのではないかしらん?
ただし原作にある要素を再構成して一気に畳み掛けるように纏め上げたのは素晴らしいです。原作を読んでいないと判り辛いのではないかと思う箇所も有るのですが、その辺りは読んでから観た僕には推測出来ません。
また原作と違い登場人物に対して、製作者は公平です。
権力欲に取り付かれた独善的な財前にもそれなりの理由が有ることが触れられていますし、作品中の「良心」的な位置づけにあるキャラクターも絶対的な善人としては描かれていないですし。
ただラストの里見が大学を去っていくシーンは不要かと?
【関連作品】
原作:山崎豊子『白い巨塔』
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『白い朝』


『白い朝』
監督:勅使河原宏
主演:入江美樹 長谷川照子 松下洋子
1965年/にんじんくらぶ
※本編にはクレジット無し
CATV:平成19年2月9日
なんでも「カナダの国立フィルム・ボードが企画した、4ケ国合作オムニバス『思春期』の中の日本篇」なんだそうです、道理でややマトモな訳だ。
ただ如何せん語り口が下手にしか思えず、斬新もナニも無い。後年名を挙げた監督の若い時代の作品です、と言う以外に見所が有るのか疑問。少なくとも僕の趣味では有りませんでした。
どうでも良いけど、音が悪過ぎる。どうにかなんないのかしら?

『上海家族』假装没感覚 ShangHai Women


『上海家族』假装没感覚 ShangHai Women
監督:彭小蓮 Peng Xiaolian
主演:呂麗萍 LuLiping 周文倩 ZhouWenqing
2002年/中国
CATV:平成18年12月27日
現代中国の都市部に於ける住宅事情の悪さを、それに追われる母娘を中心に描いた作品(…という紹介はどうかと思うけどこんな印象でした)。
互いに遠慮もクソも無い人間関係で、最初はどうしたもんか?と思いつつ観たのですが、娘役の周文倩が良くて惹き込まれました。化粧っ気が無いというよりそれ以前の外見に加え演技していないのが良い。
実際にはそんなコトはなく、撮影用に外見を整えて演技しどうもシッカリしているのだとは思いますが、ソレならソレで素晴らしい役者だと思いますし監督も素晴らしい。
出て来るほとんどの男のキャラがややアレですが、まぁ少女の視点から描いている面も有ると考えれば不満には思えますまい。それぞれに良い味出してましたし。
最後の方で裏町の汚い部屋が出てきますが、窓から東方明珠塔が見える辺り意外と良い物件なんじゃないか?なんて思ったりして。2000年に似たようなトコを通ったのですが、ガイドさんに言わせると開発の波に洗われているとか。今では無い景色なのかも知れませんね?

『激突!』Duel


『激突!』Duel
監督:スティーブン・スピルバーグ
原作:リチャード・マシスン
主演:デニス・ウィーヴァー
1971年/アメリカ
CATV:平成18年12月20日
スピルバーグのデビュー作ででもなければ多分目にするコトは無かったんじゃないか…と言っても僕が彼のファンである、と言うのではなく現在では忘れられていたのでは?と言う意味です。なんとも冗漫。
ジリジリと焦がされるような心理描写はなく因果応報な恐怖も無い。同じように理不尽に責められるとしてもヒッチコックの『鳥』とは違いますね(比較が無茶だけど)。
まぁ得意な“追いかけっこ”が特筆すべき点では有ると思いますが…。
しかし原作を読んでいる筈なのに、見当たらない。再読してドチラがマシか確認しようかと思ったのに、残念ッス。

『霧の中の風景』Topio Stin Omichli


『霧の中の風景』Topio Stin Omichli
監督・脚本:テオ・アンゲロプロスTheo Angelopoulos
主演:ミカリス・ゼーケMichalis Zeke
1988年/ギリシア・フランス
V:平成19年12月22日
良くも悪くも「映像作家」による「作品」で、ドコを見ても監督のカラーが滴り落ちています。
多分僕とは相性が悪くないのでしょう、合わないヒトにはダラダラしているだけにしか思えないであろう長回しも意味が有る様に読めましたし。ま、監督の意図をどれだけ読み取れているかは判りませんが。
話はドイツにいると言うまだ見ぬ父親を探しに家出した姉弟の道中を描き、結構悲惨なモノなのですがあまりソレを感じさせないのは作風なんでしょうね。

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