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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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ジェラルド・ペティヴィッチGerald Petievich『ゆすり』Shakedown


『ゆすり』Shakedown
訳:井坂清
ハヤカワ文庫
平成24年10月2日読了
訳の大切さがよく判る作品。まぁ作品それ自体がもう少しどうにか出来たんじゃないかと残念であるが。
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夏目漱石『硝子戸の内』


『硝子戸の内』
岩波文庫
平成24年10月15日読了
漱石が犬を飼っていたとは知らなかった。これだけで物凄く親近感を覚えてしまうなぁ、そうか犬好きなのかと。
ことほど左様に知らない話が多く単なる雑文集のように見えて愉快でした。恩師の書斎に招かれての雑談を横で聞いているような楽しさとでも言いましょう。
そういうのって好きなんですよね。
それにしてもラストの明るさは意外でした。なんか晩年は陰気臭そうに思い込んでいたもので。

松本清張『日本推理作家協会賞受賞作全集9 顔』


『日本推理作家協会賞受賞作全集9 顔』
双葉文庫
平成24年9月21日読了
なにも犯人を必ず破滅させる必要も無いと思うんですけどね、現実世界では困るけど虚構の世界でならたまには完全犯罪が有っても良いのに(現実世界でも多々有るが“完全”故に知られていないのだ、と言うのはまた別の機会に)。
なんとなく面白いとは思うのですが。
それにしても『張込み』の原作がコレとは…まぁ原作なんだな、と言えばそれまでですが。映画は良かったんだけどなぁ。
【関連作品】
『張込み』野村芳太郎監督作品
僕としてはコチラが好み。原作に無い部分が特に印象的でした。もちろん原作有っての、ですが。

亀谷了『寄生虫博物館物語 可愛く奇妙な虫たちの暮らし』


目黒寄生虫博物館名誉館長 亀谷了
『寄生虫博物館物語 可愛く奇妙な虫たちの暮らし』
文春文庫PLUS
平成24年10月11日読了
面白くかつ啓蒙された一冊。多少の恐怖はスパイスとして楽しめます。
それにしても人に歴史ありですなぁ、目黒の彼の地にあんなに立派な建物を建てるなんて、と思ってたいましたが偶然やら幸運の産物だったとは。
【以下余談】
専門学校時代に連れられて出掛けたコトが有るのですが、その時に売店に来て下さったのはもしかして?と懐かしく思い出しました。
「そうか君たちは学生か、専攻はなんだね」
との質問に水墨画だと答えたらキョトンとされていたのが印象的…って、そりゃそうだよなぁ。明らかに無関係だもの。
ちなみに売店で購入したサナダムシTシャツ(左上画像が胸のど真ん中に入っている)は磨りきれるまでお気に入りとして活躍してくれました。

ディック・フランシスDick Francis『反射』Reflex


『反射』Reflex
訳:菊池光
ハヤカワ文庫
平成24年10月2日読了
人物造形に関しては見事としか言い様が無く、本作でも同様。描きだしの上手さもまた然り。
既に死んでいる人物が最初はかなりの皮肉屋として扱われているのですが、やがて彼の別の側面が…という辺りが素晴らしい。僕は写真については全くの無知なのですが、段々に像が浮かんでくる辺りは現像をしている感じでしょうか。その辺り写真、カメラを扱っている本作に相応しいかと。
ただ残念なのは終盤で、少々コトが大きくなり過ぎたように感じました。作者自身の社会への関心が反映されているのかもしれませんが。

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