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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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モーパッサンHenri Rene Albert Guy de Maupassant『雨傘 他七篇』


『雨傘 他七篇』
訳:杉捷夫
岩波文庫
平成25年6月28日読了
どれも楽しく読めた。最近では好きな作家のひとりに挙げても良いくらいである。
なかには長編の為の馴らしではあるまいか、と思われる作品も有るがソレですら短編として充分に面白い。
中途半端に何冊か買ってしまったが、むしろ全集を探して揃えて読みたくなって来ている…困ったなぁ。
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S.T.アクサーコフSergei Timofeevich Aksakov『釣魚雑筆』


『釣魚雑筆』
訳:貝沼一郎
岩波文庫
平成25年6月26日読了
好きだからこそ、の作品でそれ故に強烈に引き込まれる。いや惹き、か。知らない魚を釣る為の方法論なぞ興味がある筈も無いのだが、それでも読まされるんだからすごい。
なにかに熱くなっている人の話しはやはり面白いのだなと再認識した。もっとも話し上手か否かによって魅了されるかウンザリするかと両極端だろうが。
本書は典型的な前者で釣り竿片手に山の中へと出掛けて行きたくなる…実行には移さないんですけどね、インドア派なんで。

ハリイ・ケメルマンHarry Kemelman『金曜日ラビは寝坊した』Friday the rabbi slept late


『金曜日ラビは寝坊した』Friday the rabbi slept late
訳:高橋泰邦
ハヤカワ文庫
平成25年6月25日読了
人間の下劣な面を描いているのだが、文章は抑制されていて面白く読めた。なにより登場人物がキチンと人間なので安心して読める。
寡作なのが非常に残念なのだが量産してグダグダでも困るし…と言っても翻訳自体されているのかいないのか?

陳舜臣『方壺園』


『方壺園』
中公文庫
平成25年6月20日読了
毎回同じような感想になってしまいますが、やはり短篇だよねと思います。長いとだれちゃってね、氏の作品に限りませんが。
特に表題作がそうなのですが、知的遊戯として面白いです。ただそれはパズルとしての、ではなく学識(というと思くなりますが)の本棚から面白そうなネタを出して来て遊ぶ、と言う意味です。妙に不気味な設定にしていないので楽に楽しめます。
…褒めてるようには思えないかなぁ。

吉村昭『蟹の縦ばい』


『蟹の縦ばい』
中公文庫
平成25年6月20日読了
全体としては好きな作家ではあるし面白く読んだ。
特に「土竜のつぶやき 将棋と煙草」における上達する段階の一つとして下手になる、というのは興味深い。おこがましい様だが思い当たる節も有るのだ…最近は無いのだがコレって…。
唯一不快の極みなのが「禁煙の店」で、店内禁煙を訴える喫茶店の女主人をかなり見下しており選民意識が鼻を突く。穿った読み方をすれば、同席した編集者の失笑は実は筆者に対してではないのか?
この辺り古い世代の喫煙者と嫌煙者の意識が平行線である典型とも言えるが。

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