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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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カリン・フォッスムKarin Fossum『湖のほとりで』Se deg ikke tilbake!


『湖のほとりで』Se deg ikke tilbake!
訳:成川裕子
PHP文芸文庫
平成26年1月23日読了
過剰なサービスが無く、それが非常に素晴らしい。落ち着いて読めるしなにより丁寧に登場人物を描いている。
確かに設定は興味を惹くもので、謎解きに惹かれて手に取りはするもののその先はしっとりと落ち着いている。大人の読み物として手堅い。
ただラストに妙なドキドキとした不安定さを感じたのは僕の捻くれかしらね?
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ジム・トンプスンJim Thompson『グリフターズ』Grifters


『グリフターズ』Grifters
訳:黒丸尚
扶桑社ミステリー
平26年1月18日読了
序盤から派手な展開や期待をさせるような気配が感じられず、どうなるコトかと心配した。
この作者ならと探しまくったのは失敗だったか?などと不安に思っていたのだが、最後の最後にガツンとやられた。やはり面白い。
忘れ去られるには惜しい作家だ、と言いたいところだが邦訳が出ているのだし大丈夫だと信じたい。

井上ひさし『戯作者銘々伝』


『戯作者銘々伝』
中公文庫
平成26年1月13日読了
セリフだけで全てが語られ、しかも説明的ではないのに景色まで見えてくるのが凄い。いや落語とか有りますけどね、小説でやると技巧自慢が臭かったりしますがソレも無し。
知らなかった戯作者が登場するのも興味深く楽しい一冊です。もっと欲しくなるのが困りものですが。
因みに未読の方に忠告。
解説は蛇足の極みなので読まなくても良いと思います。なんかね、見栄張りにしか思えなくて。

伊東一雄 馬立勝『野球は言葉のスポーツ アメリカ人と野球』


『野球は言葉のスポーツ アメリカ人と野球』
中公新書
平成26年1月9日読了
エピソード集としては文句なしの一冊。もっとも野球に関する本ならこの体裁がベストなのではないかと思いますが。
野球の歴史は神話に始まるとはまさに至言で、野球の一つの楽しみ方“読む”を後世にも伝えたいものですなぁ。
ネットも悪くないが、こういう紙の本を、それも日に焼けたのを古書店の店先で見付けるのがまた楽しいんですよね。

野呂邦暢『諫早菖蒲日記』


『諫早菖蒲日記』
文春文庫
平成26年1月5日読了
少女の凛とした息遣いが感じられて美しい作品。背筋が伸びまかね。
同時収録の「花火」と合わせて読むと地方における幕末から明治にかけての世の移ろいが感じられて楽しい一冊です。

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