忍者ブログ

守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

マルセル・エイメMarcel Ayme※『壁抜け男』Le Passe-muraille


『壁抜け男』Le Passe-muraille
訳:長島良三
角川文庫
平成23年7月1日読了
どれも不思議な味わいの短編集でしたが、表題作と「七里のブーツ」を面白く読みました。特に後者は仕掛けがアレコレと有り楽しかったですね。やはり脇役が印象的だと作品が生き生きするものだなと。
僕は渡仏の経験が有りませんしパリの路地裏なぞ絵画や古い映画でしか知りませんが、作品を読んでいると目に浮かんでくるようでした。

※作者の名前の最後のeは頭に飾りが付いています。
PR

阿刀田高『ナポレオン狂』


『ナポレオン狂』
講談社文庫
平成23年10月9日読了
どれも面白いのですがなんとなく寄せ集めに思えなくもないんですよね。ミステリーのような味わいで始まる短編集ですが、ちょいとスケールが大きくなりやがて僕の好みからもズレて行く。いや、ズレるのではなく最初の方の作品から期待していたジャンルから外れていくとでも言うべきでしょう。もちろん一定である必要は無いのですが、蕎麦を食べる気満々なのにラーメンが出て来たような気分です。そのラーメン自体は美味しくても“口”が蕎麦になってちゃ微妙でしょう。
もちろん僕の勝手なんですが。
ちなみに中国語まで飛び出した「サン・ジェルマン伯爵考」の生命感は非常に興味深く、どこかで誰かに言いたくなるのが困りもの。

阿刀田高『仮面の女』


『仮面の女』
角川文庫
平成20年4月13日読了
所謂一昔前の“中間小説”ってこんな感じだろうなぁと楽しんで読みました。“中間小説”の定義が違うかもしれませんが。
短編集として統一が取れていないのは連作ではないので当然でしょうが、ナンとなく玉石混交な気がしなくも無かったりします…個々にドレが良かったとか上げるつもりは有りませんが。大別するに大袈裟な、現実に起きたら新聞沙汰になるようなモノよりも日常的な話の方が良かったかなと。

阿刀田高『コーヒー党奇談』


『コーヒー党奇談』
講談社文庫
平成23年11月15日読了
短編集の筈が全て長く感じた。
思うにネタと紙数が合っていないのだろう。この半分くらいにと制約されていたら格段に面白かったように思う。ところどころで誰かに話したくなるネタが有るだけに、水増しというかフラつきが目に余る。
全体としても一冊に纏めなくても良いように雑多な印象を受けなくもない。実際には月刊誌に一年に渡り連載されたらしいのだが…。

アイザック・アシモフ Isaac Asimov『小悪魔アザゼル18の物語』Azazel


『小悪魔アザゼル18の物語』Azazel
訳:小梨 直
新潮文庫
平成19年2月9日読了
大好きな映画『悪魔を憐れむ歌』と同じ悪魔の名前に釣られて読んだのですが、止めるめとくんだったと正直後悔しています。なんか非常に中途半端な作品集でした。
アザゼルのキャラクターがなんともハッキリしていないのに加えて、語り手(全体の語り手である“わたし”が、ジョージの話を一人称で引用するので更に“わたし”が居る。この場合ジョージの方)についても魅力に欠ける。
話にもキレが無く、もっと短いページ数の方が良いのではないかと思いました。嫌味ではなく、本心から。

カレンダー

01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

ブログ内検索

最新コメント

プロフィール

HN:
上総屋:飯田守和
性別:
非公開

フリーエリア

バーコード

P R